三原じゅん子(C)週刊実話Web
石破新内閣でこども政策担当相に初入閣した三原じゅん子参院議員は、もともとは女優&アイドル歌手。TBS系ドラマ『3年B組金八先生』(1979年)のツッパリ(不良)役でブレイクしたこともあり、純真ながら生意気なキャラだった。
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そのためか、当時は過激な発言も多かったのだ。
【昭和56年9月24日号掲載『16歳いま最も跳んでるアイドルのSEXYカルテ』年齢・肩書等は当時のまま(一部割愛および表現を訂正した箇所があります)】
今、ヤングの男の子を最も熱くする女の子、それが三原順子(後年じゅん子に改名)だ。東宝映画『あ、野麦峠・新緑篇』の主演も決まった。
映画では、望まない男女関係を強要されるシーンにも初挑戦している。
「性に対する好奇心だけでしている人もいると思うの。もちろん本気で好きで、お互いに本当に結婚したいと思っている人もいるでしょうが、一概に決めつけることはできません。でも、私たちの年代のほとんどは、すごい子供の考えで、そういう行為をしてるんじゃないかな」
「私は絶対にいやなの、好奇心だけでそうするのは。やっぱりすばらしい人ができた時に捧げたいという気持ちは、誰にでもあるでしょ。そういう好奇心だけで、すごく大切なものを失ってしまうなんて、そこまで考えが大人になりきっていない時にそういうことをするから、あとでものすごく好きな人ができた時に、後悔するんじゃないかしら」
「私だって、すばらしい人にめぐり逢って、山口百恵さんみたいに自分の地位を捨ててまで愛したい、この人だったらと思う人が出てくればそうすると思うの。それは、決して好奇心じゃないのね。だからといって、結婚するまで大切にするっていうのとも、ちょっと違うの。もし本当に自分でこの人だって思う人だったら、たとえ結果として別れるようになっても、その時に後悔しないと思うの」
彼女は自叙伝『片恋いのラブレター あなたに伝えたい』(ワニブックス)で、“性”についてこう告白している。
不良っぽい雰囲気がヤングに受けている三原は今年9月13日で満17歳に。仕事場ではハタチの女性のような落ち着き方、化粧、ヘアースタイルも色っぽく迫るので、本当の年齢以上にいつも見られているが、素顔の時はまだあどけなさが残るハイティーンだ。
まわりに大人たちがいると耳年増ふうに振る舞うが、打ち解けた仲間と一緒にいる時は、普通の思春期の少女である。
インタビューの際、ポンポンと大の大人をびっくりさせるような言葉を吐くが、彼女をよく知る関係者は「ホントは内気な娘なんです。普段は口数も少ないし…」。
つまり、仕事用の顔と私生活の顔を持っていることになる。
成熟した女って感じが漂っている
「とにかくあの娘、色っぽいんですよね。初めて会った時はまだ中学生だったけど、ムードを持っていてね。思わずゾクッと来たのを覚えてる。当時もう成熟した女って感じすら漂わせてました。“これは大物に化ける”って感じた。案の定でしたね」(TBS某ディレクター)
「近頃またメッキリ女らしくなったね。芸能界に入ると女の子はだいたい表情が変わってきれいになるのはよくあるんだけど、あの子ほど変わったのも近頃では珍しい。髪が長くなって、色白になって、今まだ16歳っていうけど、何かもう“開発”された女の感すらあるね」(日本テレビスタッフ)
皆、一様に三原の“色っぽさ”をしきりに強調した。それほどに最近の彼女は変わってきているようだ。
確かに、先頃、東宝映画『あ、野麦峠』の製作発表の記者会見での彼女は目立った。
周囲には、中井貴恵、岡田奈々、石田えりら、ちょっとした年頃のお姉さんタレントがそろっていたというのに、三原の(最も年下なのに)その貫録といい、ムードといい、もう何回も映画の主役を張ったという感じの余裕さえ見える。これが初主演とは、とても思えない。
とにかく若手とは思えないが、考えてみれば児童劇団で9歳の時に初舞台を経験しているところから計算すれば、もうこの世界7年のキャリアということになるのだが…。