31日(現地時間30日)、大リーグのドジャースとヤンキースのワールドシリーズ第5戦で、大谷翔平選手と山本由伸投手が所属するロサンゼルス・ドジャースが7−6で勝利し、4年ぶり8度目の世界一となりました。
■ 第2戦での負傷するもヒット
26日(日本時間27日)に行われた第2戦では、大谷選手が盗塁を試みる際に地面に手をつき、苦しそうな表情でベンチに下がるハプニングも。後に左肩を亜脱臼したと伝えられ、心配の声が集まっていました。
しかし、負傷後に行われた第4戦にはケガを押して出場し、センター前に鮮やかなヒットを打つなどの活躍を見せてファンを安心させました。
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■ ヤンキース側の警戒と期待
第5戦を前にした30日、『めざまし8』司会の谷原章介さんは「昨日は大谷選手、怪我して以来初ヒットを打って、ちょっとホッとしましたね」と現地のリポーターに問いかけました。
リポーターは「そうですね、日本の皆さん、ドジャースファンの皆さんはかなりホッとしたと思いますが、ヤンキースからすると違った見方があるようです」と応え、現地の報道を紹介。
ヤンキースの本拠地の新聞『ニューヨーク・ポスト』は、「大谷選手の調子がそこまで上がってきていないのは(ヤンキースにとって)ポジティブな要素だ」と伝えており、大谷選手が強く警戒されていたことが伺えます。
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■ 試合後のインタビューで…
大谷選手は試合後のインタビューで、率直な気持ちとして「いやもう本当に、ただただうれしい、ナイスゲームだったと思います」と笑顔でコメント。今年1年を総括し、「新しいチームに来て、最高の終わり方ができて、本当に最高の1年だったなと思います」と喜びを表明しています。
さらにチームメイトに対しても、「本当にいい選手であり、いい人たちでもあり、本当にまとまったいいチームだと思っています」と評しました。
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■ 「ほんとすげぇよ」
大谷選手は日本のファンに対して、「シーズン中から遠いところを球場に応援に来てもらったり、声援が力になったので、なんとか最後に勝てて最高のシーズンになったと思います」と感謝を述べました。
ネット上では「大谷移籍1年目で夢叶えちゃったな、ほんとすげぇよ」「大谷翔平選手 移籍1年目の優勝おめでとう」「ドジャース優勝おめでとうございます。大谷さん、夢を1年目で叶えるとか凄すぎです」など、祝福の声が飛び交っています。
(文/Sirabee 編集部・星子)