10月27日に行われた衆議院選挙で日テレは「NNN衆院選zero選挙2024」で元日本テレビアナの藤井貴彦と櫻井の「news zero」コンビを起用した。
各局の選挙特番で民放の中で1位を獲得したのはテレビ朝日「選挙ステーション2024」で、第1部が9.6%と高い視聴率を記録。日テレは8.7%と2位に甘んじることになったが、櫻井がいなかったらと冷や汗ものだったという。
日テレは2022年の参院選での「zero選挙」では当時、「zero」を担当していた有働由美子と櫻井のコンビで1位だった。その有働は27日にテレ朝で「有働Times」で選挙特番を放送。有働のいるテレ朝に後塵を拝することで、日テレ内としても憤懣やるかたないといったところだろう。
だが、2位だったことで胸を撫で下ろしている部分もあるというのだ。日テレ関係者が言う。
「実はレギュラーの『news zero』が有働から藤井に変わってからいま一つ視聴率が上がってこないんです。藤井も夕方の『news every.』のときは調子がよかったのですが、『zero』になってからはかなり厳しい状況だった。そのため、選挙特番での起用は大丈夫なのと疑問の声はちらほら上がっていました。それでも民放2位に入ったことは、やっぱり櫻井の存在があったから。そもそも通常の『zero』でも櫻井の出演する月曜日は調子がいい。キャスターとしての実力不足などと、賛否はあるかもしれませんが、日テレとしては櫻井の存在の大きさを今回も実感した部分はあるようです」
まだまだ櫻井の影響力は大きいようだ。