ワールドシリーズ第5戦が現地10月30日(日本時間31日)、ヤンキー・スタジアムで行なわれ、ロサンゼルス・ドジャースがニューヨーク・ヤンキースに7対6で逆転勝利。ドジャースが通算成績を4勝1敗として、4年ぶり8回目の世界一に輝いた。
試合終了後、2018年、22年から24年シーズンをドジャースで過ごしたリリーフ投手であるダニエル・ハドソンが突然の引退を表明したことを地元メディアや記者が伝えた。
米メディア『News week』は、MLB引退を口にしたハドソンが記者団に対して、「私が復帰した唯一の理由は頂点に立つことだった」とワールドシリーズ制覇がひとつの目標であったことを話し、また「そして、それが今起こっている」とコメントしたことを綴っている。
また米メディア『FOX Sports』のローワン・カブナー記者は「ハドソンは、引退することを認めた。今年、そしてその前の年も、乗り越えるのに多くの苦労があった。『もう162試合を戦うのは難しい』」と綴り、同投手のここまでの苦労を伝えた。
【動画】ドジャース右腕ハドソンが引退を表明!ナ軍時代にWS制覇で喜びが大爆発→ファンの記憶に残る…衝撃のグラブ投げ!
37歳のハドソンは、2019年のワールドシリーズでもワシントン・ナショナルズの一員として優勝を経験。今大会で自身2度目のワールドシリーズ優勝を果たした。
現役時代には2度のトミー・ジョン手術を行なうなど、苦労も多かったが、そんな中でも復活を遂げて、有終の美を飾ったベテラン右腕の引退にネット上でも衝撃が走っている。
「まじ?」
「おおおおおお!まじか」
「グラブ投げはずっと忘れないよ!」
「ああ、もう泣きそう…ありがとう」
「えええーーーハドソンおじさん 淋しい」
「中盤の欠かせないリリーバーでした」
なお、同右腕投手は今季65試合に登板。防御率3.00、6勝2敗、17ホールド、10セーブ、63奪三振、勝率.750だった。
構成●THE DIGEST編集部
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