ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、現地10月30日に敵地で行なわれたワールドシリーズ（WS）第５戦のニューヨーク・ヤンキース戦に「1番・指名打者」で先発出場。４打数無安打１三振に終わったものの、チームは７-６で勝利を収め４年ぶり８度目の世界一に輝いた。
WS第２戦で左肩を負傷した大谷は、次戦以降で12打数１安打２四死球にとどまっている。レギュラーシーズンで異次元のパフォーマンスを披露し、54本塁打でホームラン王に輝いた強打者としては物足りない成績だ。
【画像】大谷翔平＆真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真！ 米メディア『Sports Illustrated』でマレン・アンガス・クームズ記者は、大谷の不調の理由について「怪我のせいなのか、それとも野球の予測不可能な性質によるものなのかを判断するのは難しい」としつつも、次のように見解を示した。
「オオタニの打撃成績の低さは、肩の故障だけが原因ではない。むしろ選球眼に起因している。例えば、（第４戦で）ドジャースが４対６と負けている重要な場面で、大谷が打席に立つときに、彼はいつもとは違う消極的な姿勢を見せた。アグレッシブなアプローチで知られる彼は、真ん中へのスプリッターを見逃した」
また、怪我によるコンディションについても「負傷しているのは主に左肩なので、大谷のパフォーマンスに大きな影響はないだろう」と主張している。
大谷が本来の調子を取り戻せないなかでも、ドジャースはWS第５戦を７－６と勝利。対戦成績を４勝１敗として、世界一の座を掴んでいる。
構成●THE DIGEST編集部
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