カムコーダーを選ぶ理由とは?カメラマン 10人インタビュー Vol.04 [Camcoder Odyssey-カムコーダの現在値2024-]

■ソニー PXW-Z200 mermasa Records


なぜカムコーダーを選ぶのか?

高い機動性、高倍率ズームを使用する必要があり、カムコーダーを使用しています。普段1000席以上のコンサートホールで収録することが多い弊社では、ソリストのタイトショット、セクションのグループショット、そして全体を俯瞰的に映すといった様々な画角が必要です。PXW-Z200は、広角換算24mm~480mm、さらに超解像ズームも使用可能で、弊社のニーズを満たしてくれます。

使用中のカムコーダーと選んだ理由

ソニーPXW-Z200は、「確かなAF」「フォーカスオーバーライド」「4K収録中でも外部出力可能」「スローズーム」といったカムコーダーとしての魅力的な仕様に加え、新製品にふさわしくネットワークを活用した「Monitor & Control App」によるコントロールが可能なところも決め手になりました。このアプリを使うことで、マルチカメラ収録や、手元にない固定カメラの操作が格段に容易になりました。

プロフィール:mermasa Records 代表。WISH Wind Orchestra 元楽団長。学生時代から所属吹奏楽団の公演のマルチカメラ収録を行い、Youtubeの動画制作を行う。現在はその経験を生かしてプロ・アマ問わずコンサートの収録・配信を専業で行っている。

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ソニー PXW-Z150 玉田亮


なぜカムコーダーを選ぶのか?

答えは、カムコーダーというジャンルが確立されているからだ。HDCAMカメラのような大型機種でもなくα7のような写真撮影カメラでもないハンドヘルドなカムコーダーが、ニーズにマッチしているからである。

今や、テレビ局の取材でも街中のビデオ屋さんでも同じ機種を使う。それだけ、カムコーダーの性能も安定して使いやすく、制作費も無尽蔵にあったころとは違い予算感にあった、スタッフ数で稼働するロケに最適なサイズ感と、性能、機能を備えている。

使用中のカムコーダーと選んだ理由

私は、4K撮影の入門機種として発売開始と同時にPXW-Z150を購入。自身で4K編集もするので、ワークフローの確立を早々に行いたくZ150を選選んだ。1型センサーとあって、被写体深度の浅い映像制作もし易いのでこのカメラ一択だった。

当時、EOS 5Dでも動画撮影をしていたが、カムコーダーは、音声入力も標準でXLR端子が内臓、短時間かつ、入力端子への変換に必要なケーブルも必要とせず、複雑に考えることなくXLR入力が使えるのもカムコーダーの魅力と感じる。

プロフィール:ビハインド・スクリーン有限会社 代表。県内の高校に通学する15歳より、岩波映画社で撮影の仕事に従事。カメラマンと機材販売の二足のわらじで、ニーズに合ったカメラを販売できるようアンテナを張り巡らしている。