〈混沌の渋谷ハロウィーンリポート〉大谷翔平、水原一平、フワちゃん、やす子…日本人コスプレイヤーはナンパ合戦!「ライブカメラで人が集まってたし…」

大谷関連コスプレも人気

次に話を聞いたのは「仮装しに来たわけじゃなくて、フツーに渋谷に飲みに来たんです。でも、せっかくハロウィーンなんで、大谷のお面を作ってかぶってみました。」という2人組。

オオタニコさん(40代女性)は「ロスまで大谷の試合を見に行ったことがあります!」とのこと。オオタニオさん(30代男性)も「メジャーに行く前のマー君(田中将大)と日本ハムの注目ルーキーだった大谷が初めて投げ合った試合を観に行ったけど、当日チケットが取れず球場外から音だけ聞いてました(笑)」ということで、2人とも“大谷ガチ勢”だった。

終電間際の時間帯に、センター街でひときわ目を引く4人組がいた。

「やす子とフワちゃんが仲直りしたって設定です。もともと2人で来たけど、ダブル水原一平を見かけて、『今年の顔同士だし、声かけるしかないな』と思いました」(やす子の仮装の男性)

「とにかく目立ってテレビとかに出たいなと思ってこの格好を選びました」(フワちゃんの仮装の男性)

「みんなジョーカーとかのコスプレするけど、水原だったらあんまり人とかぶらないかなと思いました」(水原一平の仮装の男性)

「渋谷に来ちゃだめなんて知らなかったです」と答えた10代の女性2人組は、仮装した理由についてこう話した。

「そもそも今日は好きなラッパーのライブ観に来たんで。たまたまハロウィーンだし、『コスプレでもして行こうかー』ってなっただけ! でも、今日はちょっとナンパがうざいね」

インタビューした人の中には、ライブやクラブでのハロウィーンイベントのために仮装していた人も多くいた。

終電の時間を過ぎると、センター街や渋谷駅周辺の人通りは少なくなった。しかし、仮装をした多くの人々はスピーカーから爆音を流す車が列をなす円山町へ向かっていった。クラブで朝までその格好のままはしゃぎ倒すのだろう。

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班