映画館で映画を楽しんでいるときに、トイレに行きたくなったらどうするだろうか。少しは我慢するかもしれないが、どうしても無理になり席を立った経験がある人もいるようだ。

■約4割「映画の途中にトイレ」

Sirabee編集部が全国の10代～60代の男女625名を対象に「映画館でのトイレの利用」に関する意識調査を実施したところ、全体で40.2%の人が「映画館で上映中にトイレに行った経験がある」と回答した。

映画鑑賞の途中でトイレに行くことは多くの人にとっては避けたいことだと思うが、仕方がない状況になってしまう場合もあるのだろう。

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■60代が一番多く

性年代別では、60代男性が圧倒的に多くなっている。また女性でもわずかではあるが、60代が一番高い割合なのが特徴といえる。

年齢を重ねるとトイレが近くなると言われているが、その辺りが関係しているのかもしれない。

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■映画の最後のほうでトイレに

映画の途中でトイレに行った40代女性は、「映画がクライマックスに差し掛かるところで、トイレに行きたくなったことがありました。映画の中盤辺りから少し行きたい気持ちはあったのですが、そのときは最後まで我慢ができると思っていたんです。しかし、だんだんと映画に集中できなくなってきて焦りました」と当時を振り返る。

大事なシーンを見逃したようで、「結局、席を立って、トイレに行ってしまいました。戻ってきたらすでに重要なシーンが終わっていて、話が少しわからなくなったのでとても悔しかったんです。今では映画の前にトイレを済ませるように心がけているんですが、長い映画だと限界がありますからね」と続けた。

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■映画の前は水分を控える

上映中には映画に集中できているという30代女性は、「これまで映画の上映中に、トイレに行った経験がありません。映画が始まる前にトイレを済ませるのが習慣になっているからか、集中して観ているとトイレのことは気にならなくなるんです」と話す。

自分でできる対策はしているようで、「映画を観る前には水分を取りすぎないようにするなど、ちょっとした対策はしています。映画の途中で席を立つと、どうしても目立ってしまうのが恥ずかしく思うんです。通路側でない場合には、他のお客さんに謝りながら移動するのも嫌なので…」と気持ちを述べた。

（取材・文／Sirabee 編集部・ニャック）

【調査概要】

方法：インターネットリサーチ

2024年10月2日～2024年10月7日 
調査対象：全国10代～60代の男女625名