『SUPER Jr.TAG LEAGUE 2024〜Road to POWER STRUGGLE〜』愛知・名古屋国際会議場イベントホール(2024年11月2日)
Bブロック公式戦 ○TJP&フランシスコ・アキラvsザ・DKC&ニンジャ・マック×
CATCH 2/2が大混戦となったBブロックを突破し、連覇に向けて王手。11・4大阪大会で行われる『SUPER Jr.TAG LEAGUE 2024』の決勝は「TJP&アキラvsロビー・イーグルス&藤田晃生」に決定した。
昨年に続いて連覇を狙う“CATCH 2/2″TJP&アキラは、2勝2敗で最終公式戦を迎えた。ブロック突破を果たすには勝利が絶対条件。開幕直後は不協和音を起こしながらも、後半で一気に調子を上げてきたDKC&ニンジャの異色コンビと対戦した。
ニンジャのニンジャスペシャル狙いをアキラがエプロンで蹴り飛ばして阻止。そこからCATCH 2/2が一気に主導権を握る。抜群の連係を駆使して次々と攻撃を重ね、合体式セントーンもさく裂。着実にニンジャにダメージを蓄積させた。
しかし、DKCが変則的な空手殺法で流れを変える。アキラの胸板にこれでもかと袈裟斬りチョップを振り下ろすと、ニンジャも好アシスト。ニンジャがニンジャスペシャルで飛びついてのエプロンパワーボムでTJPを戦線離脱に追い込むと、DKCはアキラにジャーマンスープレックス、ダイブ式サマーソルトドロップと大技を連発して押し切りにかかった。
孤軍奮闘するアキラはDKCを場外に投げ捨てると、ニンジャにはシットダウン式パワーボムを繰り出して必死の抵抗。復活したTJPも得意のピノイストレッチでニンジャを絞め上げ、合体技アリウープもさく裂した。
DKC&ニンジャもダブルインパクト式ロケットキック、DKCの手刀、ニンジャのその場飛びキリモミ式ボディプレスを立て続けにTJPに浴びせて猛追。CATCH 2/2は一瞬のスキを突いてザ・リーニングタワーをニンジャに決めるも、必殺の2/2はDKCが身を挺して守ってみせる。その気持ちに応えようと、ニンジャはニンジャボムで大逆転を狙うが、TJPに避けられて豪快に自爆。ここから一気にたたみかけたCATCH 2/2が2/2でぶち込んで勝利した。
TJP&アキラが接戦をものにして、3勝目を獲得。この時点でブロック突破は決定しなかったが、メインイベントでKUSHIDA&ケビン・ナイト組がYOH&ロッキー・ロメロ組に勝利したため、3チーム同点ながらも直接対決で勝利しているTJP&アキラ組が決勝に進出することが確定。連覇に王手をかけた。
大会のエンディングではリングに登場し、イーグルス&藤田と視殺戦を展開。イーグルスが日本語で「イチバン・スイート・ボーイズはCATCH 2/2から必ず勝ちます」と予告して拍手を巻き起こせば、TJPも「ロビーは世界のほとんどの場所で俺を倒したことがなく、フジタに至っては俺を一度も倒したことがない」と実力の違いを強調した。さらに、アキラが日本語で「あさって、俺たちは2度目のトーナメント優勝を勝ち取る。そして、JET SETTERS。東京ドームで4度目のチャンピオンに返り咲くぜ」と宣言する。負けじと藤田も「あさって優勝決定戦がある中で、お前が今言ったことを全部潰して、俺とロビーで必ず優勝する」と言い返し、両チームは乱闘寸前となった。
