『SUPER Jr.TAG LEAGUE 2024〜Road to POWER STRUGGLE〜』愛知・名古屋国際会議場イベントホール(2024年11月2日)
Bブロック公式戦 ○石森太二&ロビー・エックスvsジュード・ロンドン&パリ・デ・シルバ×
石森&エックスが首位タイでジュニアタッグリーグを完走。決勝進出は逃したものの、石森は「俺たちがタッグを組んだ目的は優勝すること、それだけじゃねえんだよ」と意味深げにつぶやいた。
今回のリーグ戦に合わせてタッグを始動させた石森&エックス。最終公式戦を迎えた段階で、Bブロックは全6チームが2勝2敗で並ぶ大接戦となったが、ブロック突破を果たすべく“ベロシティーズ”ロンドン&シルバと激突した。
序盤から連係攻撃でせめぎ合う接戦に。石森組がラフファイトを織り交ぜてシルバを攻め立てたものの、ロンドンがムーンサルトアタックをエックスに決めると流れは逆転。シルバはハイスピードを活かして次々と蹴り技を連発していく。ロンドンのハンドスプリング式RKO、シルバの投げ捨てジャーマン、ロンドンの619、シルバのスライディングラリアット、ロンドンのダイビングフットスタンプ…と一気呵成にたたみかけて、エックスを追い詰めた。
しかし、石森組も石森のサイファーウタキ→エックスのライオンサルトを立て続けにシルバに決めて譲らず。ベロシティーズも粘りを発揮し、シルバが多回転式スイングDDTからシューティングスタープレスを放つも痛恨の自爆に。最後はブラディークロス式マジックキラーからエックスのX EXPRESS、石森の450°スプラッシュが時間差でさく裂し、シルバを仕留めた。
石森&エックスが最終公式戦で3勝目。首位タイで完走したものの、最終的には石森組に直接対決で勝利しているTJP&フランシスコ・アキラが決勝戦に駒を進めることになった。
この時点ではどのチームが決勝に進むか決まっていなかったが、石森は「これで俺たちの決勝進出は、次の結果待ち? ドキドキするね……なんて思うか、バカヤロー! 俺たちがタッグを組んだ目的は優勝すること、それだけじゃねえんだよ。さて、俺たちはこれからどうしようかな?」と意味深げにコメントした。
脱落となったものの、組んだばかりとは思えない好連係を披露して、インパクトを残した石森&エックス組。今後もジュニアタッグ戦線での活躍が期待できそうだ。
