【WWE】対ブラッドライン前日 レインズ&ウーソズ和解で一枚岩に

 スマックダウンが現地時間1日、行われ、ローマン・レインズとウーソズが完全に和解し、翌日の『クラウン・ジュエル』での対ブラッドラインへ向けて一枚岩となった。

 明日11・2『クラウン・ジュエル』でレインズ&ジミー&ジェイがソロ・シコア&ジェイコブ・ファトゥ&タマ・トンガのブラッドラインと激突する。この日、兄・ジミーの提案を受けてジェイが来場し、レインズとの対面が実現した。

 まずレインズがジミーとともに登場。ジミーが「この男が俺の一族の長だ。ともに強くあれってよく言ってたよな? だが、今はそうなっていないよな? お前が大好きだ。だからこそ今から話すことを聞いてほしい」と語りかけ、「弟と和解してほしい。俺はジェイと和解した。頼むぜ。次はお前の番だ。お前の従兄弟と和解してくれ。俺たちが結束しないとクラウン・ジュエルで負けるぞ。ソロとヤツのブラッドラインに屈することになる」と説得した。

 レインズがジミーからマイクを受け取ろうとしたところでジェイが現れた。客席を縫ってリングに上がったジェイはレインズと向き合うと、「一つハッキリさせようぜ。この試合、この喧嘩はソロにやり返すためだ。ヤツのせいで俺は王座から陥落した。そして一族をメチャクチャにした」とシコアらへの怒りを口にし、「そして俺たち3人の関係はまだ修復していない。正直言うとお前と一緒にリングに立っているだけで我慢ならねえ。忘れてねえぞ。お前が俺にしたことをな」と続けた。ジェイはかつてレインズによってブラッドラインから追放されたが、当時の怒りをいまだ消えていないようだ。

 一方でジェイは「家族だからな。先代にも後世にも示さなきゃいけない。一族がすべてだとな」とキッパリ。レインズに向かって「もし一緒にやりたいのなら、これからは俺に指図するな。俺たち3人は対等だ。昔みたいに一緒に支え合うんだ」と共闘の条件を示し、「ローマン、俺を少しでも見下すようなことがあれば、俺は降りる。俺の言うことが気に入らないならお前も降りろ。一族の長ではなく俺の従兄弟になってくれるならクラウン・ジュエルで会おうぜ」と投げかけた。

 するとレインズは「YEET!」とジェイの決め台詞で返答。ここに二人の間で和解が成立した。ジミーとジェイが天を指さすと、レインズも人差し指を突き上げて呼応。シコア率いるブラッドラインとの対戦前日にレインズとウーソズが一枚岩となった。

 今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。