『ジャイアント・シリーズ2024』三笠市スポーツセンター(2024年11月3日)
○デイビーボーイ・スミスJr.&宮原健斗&vs吉岡世起&MUSASHI×
スミスが翌日に迫った三冠王座初挑戦へ向けて「俺がベルトをいただく」と予告。パートナー・宮原の5冠争い案に賛同した。
スミスが三冠初挑戦を果たす札幌大会がいよいよ明日と迫った。この日、スミスは宮原と組んで、MUSASHI&吉岡との最強タッグ前哨戦に登場。前日の美幌大会で青柳に直接勝利し、勢いに乗っているスミスはアバランシュホールド、ロメロスペシャルでMUSASHIを圧倒。ジャンピングニーを吉岡に放ってから「オー!」と右腕を突き上げ、ダブルアームスープレックスでぶん投げるなど初代三冠王者ジャンボ鶴田さんを意識した動きも見せた。
終盤にはノーザンライトスープレックスでMUSASHIと吉岡をまとめて投げる怪力も誇示。「オー!」からのバックドロップも敢行した。むーちゃんせーちゃん連係に攻勢を許しても、宮原がブラックアウトで援護射撃。スミスはラリアット、ブルドッグボムとたたみかけてMUSASHIを仕留めた。
三冠戦前最後の試合でスミスが豪快勝利。あとは札幌決戦を迎えるのみとなった。前日の美幌大会では青柳に直接勝利を収めたばかりとあって、スミスは「明日も同じ結果になるよ。青柳はスマートだし、難しい戦いになるだろうけど、コンディションは万全だ。もちろん俺が三冠ベルトをいただく」と断言。尊敬する初代王者・ジャンボ鶴田さんを目標にチャンピオンロードを歩むつもりだ。
北海道ツアー後は宮原と組んで出場する最強タッグを控える。「宮原は全日本のトップ日本人で、俺はトップガイジン。俺たちが組み続ければ、もっと素晴らしい試合ができるだろうし、誰も止められないよ」と自信も深まる一方で、「もちろんタッグリーグに優勝して、世界タッグのベルトをいただくつもりだ」と言い切った。
パートナーの宮原はスミスの三冠戴冠、二人で最強タッグ優勝、年明けの世界タッグ戴冠、そして二人で三冠戦を争う5冠プランを描いている。スミスも異論はなく「それはいいプランだね」と歓迎した。宮原とのタッグに小橋建太&ジョニー・エース組のイメージを重ね合わせているスミスは「パートナーでもあり、ライバルでもあるということだ。俺たちはいずれ小橋&エースを超えるチームになると思っているし、俺が三冠チャンピオンになれば宮原と戦うべきだと思っているよ」と話した。
それを現実のものとするためにも、スミスは札幌の地で三冠初挑戦・初戴冠を成し遂げるのみだ。
【スミスの話】(試合前)
――宮原選手がスミス選手に三冠を取ってもらい、最強タッグに二人で優勝し、年明けに世界タッグを獲ったうえで二人で三冠戦を戦いたいというプランを描いているが?
▼スミス「それはいいプランだね。宮原は全日本のトップ日本人で、俺はトップガイジン。俺たちが組み続ければ、もっと素晴らしい試合ができるだろうし、誰も止められないよ。もちろんタッグリーグに優勝して、世界タッグのベルトをいただくつもりだし、そのうえで宮原と三冠をかけて戦いたいね」
――三冠戦へ向けては前哨戦で青柳選手を破ったことで自信も深まったのでは?
▼スミス「そうだね。明日も同じ結果になるよ。青柳はスマートだし、難しい戦いになるだろうけど、コンディションは万全だ。もちろん俺が三冠ベルトをいただく。俺がチャンピオンになったら、ジャンボ鶴田のようなチャンピオン像を目指したいね」
――その次は宮原との最強タッグ優勝を目指すことになるが?
▼スミス「もうすぐだね。宮原は本当に素晴らしいレスラーだよ。俺は彼とのタッグに小橋さんとジョニー・エースのタッグと同じようなイメージを抱いているんだ。パートナーでもあり、ライバルでもあるということだ。俺たちはいずれ小橋&エースを超えるチームになると思っているし、俺が三冠チャンピオンになれば宮原と戦うべきだと思っているよ」