【DRAGONGATE】キッド&土井陥落…Kzy&フラミータが再挑戦で執念のツインゲート奪取

『THE GATE OF DESTINY 2024』大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場(2024年11月3日)
オープン・ザ・ツインゲート選手権試合 ○フラミータ&Kzy vs 土井成樹&ドラゴン・キッド×

 Kzy&フラミータが再挑戦の執念が実り、ツインゲート王座奪取。キッド&土井はついにタイトルから陥落した。

 ここまで2度の防衛を果たしているツインゲート王者の“NOT HUG”キッド&土井だったが、10・20福岡大会でキッドがNATURAL VIBESのフラミータにピンフォール負けを喫した。Kzy&フラミータは7・21神戸ワールド大会での4WAY戦でツインゲート王座に挑戦したものの敗戦していた。そこで再挑戦をアピールすると、土井は拒否の姿勢を示したものの、キッドが快諾。結果的に両チームによるツインゲート戦が決定した。

 今度こその思いを胸に、NATURAL VIBESが序盤からキッドに集中砲火。だが、王者組もあうんの呼吸で連係を決めると、試合はさらにスピードアップし、攻守が二転三転する接戦に。

 しばらく捕まったKzyだったが、フラミータとのチームワークで活路。フラミータは土井をキン肉バスター式コードブレイカーで足止めすると、返す刀で場外のキッドにトペコンヒーロを敢行して分断する。さらに、Kzyは土井にBEAT-BOMをズバリ。フラミータはすぐさまファイヤーバードスプラッシュを落として王者を追い詰めた。

 しかし、キッドが戦線復帰し、コーナー上のフラミータを捨て身の雪崩式リバースフランケンで叩きつけて逆襲。さらに、ウルトラウラカンラナもさく裂した。完璧に決まったが、Kzyのカットが間に合う。それでも止まらないNOT HUGはKzyに必殺の合体技ドイブルを狙った。

 だが、割り込んだフラミータがその場飛びスパニッシュフライで突っ込んできた土井を迎撃。キッドにフラミータのトラースキック、Kzyの韻波句徒が連続して決まると、フラミータがフェニックススプラッシュでダメ押し。接戦をものにした。

 再挑戦をものにしたNATURAL VIBESのKzy&フラミータがツインゲート王座奪取。フラミータは初のツインゲート王座戴冠を果たした。一方、NOT HUGはそのチーム名の通り、ハグを交わさぬままタイトルから陥落した。