思春期の恋愛は、多かれ少なかれ不器用で甘酸っぱいもの。
今回は、大人になった今だからこそ冷静に振り返ることができる、思春期の恋愛失敗エピソードを3つ紹介します。
懐かしい恋をこれからの恋に役立てるためのヒントにしてくださいね。
思春期の恋愛がもたらすメリット
本人の自覚の有無にかかわらず、思春期の恋愛は、大人になってからの恋愛に大きな影響を与えているものです。
まずは、思春期の恋愛がもたらす主なメリットからチェックしていきましょう。
恋愛を通じて自分を知るきっかけになる
恋愛は、自分自身への理解を深めるきっかけとなるものです。
好きな人に対する愛情や独占欲・嫉妬などは、恋愛を通じてしか味わうことができません。特に思春期の恋愛は、初めての経験が多いぶん印象に残りやすく、のちのち経験する恋愛や人生に大きな影響を与えます。
恋愛を通じて得られた「自分はどんな人間なのか」についての理解は、自分らしく生きるための大きな武器になるはずです。
コミュニケーション能力が自然と向上する
恋人同士のコミュニケーションは、家族や友達とは違う特別なものです。
特定の人を誰よりも深く知りたいと望み、自分を理解してもらえるように努力し、時にはぶつかりながらも妥協点を探り絆を深めていく……。
これは、恋愛をしているからこその経験にほかなりません。
思春期にこの深いコミュニケーションを経験することで、人間関係を円滑に保つスキルを身に付けることができるのです。
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思春期の恋愛のデメリット
思春期の恋愛には、メリットと同時にデメリットも存在します。ここでは、特に意識したい2つのデメリットを紹介します。
恋愛に依存しすぎる危険性
中には、初めての恋愛に没頭しすぎるあまり、それまで築き上げてきた人間関係を台無しにしてしまう人もいます。
経験が浅い思春期ゆえに恋愛にのめり込んでしまい、どっぷり依存状態に陥ってしまうことも。
心も身体も成長過程にある思春期に、「恋愛=依存」のパターンを身につけてしまうと、大人になってから書き換えるのは困難です。
「重い」と思われて終わってしまう恋愛を繰り返す可能性も否定できません。
恋愛にトラウマを抱えてしまうケースも
思春期の恋愛は、経験値が低いだけに上手に対処できず、心に深い傷を負ってしまいがち。
遊び目的の相手に振り回された結果、手ひどく振られたり、反対に思いがけず相手を深く傷つけてしまったり。
そうした経験が心の傷となり、恋愛に対する苦手意識を持ってしまうケースは少なくありません。
「いいな」と思う異性に出会っても無意識に気持ちにフタをするなど、つい恋愛から遠ざかってしまうのです。