【BCクラシック】フィアースネス・プレッチャー師「序盤が早くなりました…」デルマソトガケが作ったペースを振り返る

 現地11月2日にデルマー競馬場で行われたブリーダーズカップクラシック(G1・ダ2000m)で、フィアースネス(牡3・米・T.プレッチャー)は2着に敗れた。

 デルマソトガケが作った前半22.4〜44.96〜1:09.44のハイラップをを番手で追走した。デルマソトガケは完全にバテてしまい、24馬身1/2差で13位入線したが、フィアースネスは粘り強くシエラレオーネどの追い比べを演じた。「ペース、展開は我々が期待していたようにはうまくいきませんでした」とプレッチャー師。

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「追い込み馬に有利な状況」

 続けて「レースの展開によって、序盤のペースが早くなりました。日本馬(デルマソトガケ)はブリンカーをつけていて、明らかにスピード重視で乗っていました。それが、追い込み馬に有利な状況を作り出しましたね。フィアースネスは負けても勇敢でした。最後まで戦い続けたことで、彼がいかに素晴らしい馬であるかを示したと思います」とコメントした。

  

 また、今後についてプレッチャー師は、フィアースネスの次走を具体的に示すことはできないと述べたが、「身体検査の結果を見てみます。その後はペガサス、サウジカップ、ドバイワールドカップが候補です。選択肢はたくさんあります。そして、この馬はかなり安定した成績を残していますし、調教を休んだことはありません。昨年はブリーダーズカップジュベナイルに、今年はブリーダーズカップに出走しました。正確なレーススケジュールを確定するのは時期尚早ですが、可能性はたくさんありそうです」と見解を示した。