現地時間11月2日に行なわれたプレミアリーグ第10節で、ブライトンは1-2でリバプールに敗北。3日前のカラバオ・カップ(×2-3)のリベンジはならなかった。
【動画】遠藤航vs三笘薫の日本人対決も実現! リバプールvsブライトン戦ハイライト 敵地アンフィールドに乗り込んでの一戦は、14分に三笘薫も絡んだ速い攻撃からフェルディ・カディオグルが豪快なシュートをゴール左隅に叩き込んで「シーガルズ」が先制点を奪ったが、69分にコディ・ガクポが上げたクロスがそのままゴールネットを揺らす形で追いつかれ、さらにその3分後にはモハメド・サラーの鋭いカットインからの鮮やかな一撃で勝ち越されてしまい、今季初の公式戦連敗を喫している。
先発出場した三笘は、シモン・アディングラと交代する87分まで、定位置の左サイドで前述の得点関与のドリブルの他、カディオグルへのチップクロスによる決定機提供と、幾つもの効果的なプレーを披露。データ専門サイト『WhoScored.com』によれば、ボールタッチ52回、シュート2回(枠外1回、相手DFによるブロック1回)、パス35回(成功29回)、キーパス2回、ドリブル8回(成功3回)、タックル2回(成功1回)、ボールロスト1回、ファウル2回というスタッツを記録した。
クラブは先制場面について、公式サイトで「カディオグルの素晴らしい瞬間は、リバプールが三笘に左サイドを突破された時に訪れた。彼のクロスがペナルティーエリアを横切り、ダニー・ウェルベックがそれをアシストし、ジョルジニオ・ルッターがクレバーにスルーすると、フリーのカディオグルが右足でシュートを放った」と伝えている。
現地メディアの報道や評価を見ると、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は10点満点でチームのフィールドプレーヤーの中では最高タイとなる「7」を与え、英国公共放送「BBC」は視聴者による採点でチーム3番目(5.97点)となった三笘の関与した先制ゴールを「三笘のクロスをウェルベックが落としてカディオグルが新天地初得点を記録した時、ブライトンはリードを奪うのに十分値した」という表現で称賛した。
日刊紙『The Guardian』は、「三笘は(対面する)トレント・アレクサンダー=アーノルド(TAA)に対して素晴らしいプレーを披露。しかし、後半は逆にアレクサンダー=アーノルドが優位に立った」と日本代表アタッカーのプレーをポジティブに振り返り、またこちらもアウェーチームの先制点を称賛し、「ブライトンのゴールは、彼らのプレーのスムーズさを象徴するものだった」と綴っている。
一方、『THE Sun』紙は、「シーガルズは巧妙で、自信に満ち、非常に組織的で、いつでも相手に攻撃を仕掛ける準備ができていた。そして、まさにその戦術により、開始から15分たらずで三笘が左サイドに十分なスペースを見つけ、先制点を挙げた」と報じた。
『Daily Mail』紙は採点でチーム最高タイの「7」を背番号22に付与し、スポーツ専門サイト『EUROSPORT』も同採点、そしてサッカー専門サイト『90min』は「ドリブルと細かいボールコントロールで、左サイドから絶えずリバプール守備陣に脅威を与えた」と称賛し、こちらもやはり「7」という高採点としている。
最後にブライトンのクラブ専門サイト『WE ARE BRIGHTON.COM』は、「アメックス・スタジアムでのカラバオ杯で、三笘は最後の10分間に出場してリバプールを震え上がらせたが、彼はこの日も左サイドで素晴らしいプレーを披露し、前回からの活躍が続く。ブライトンがボールを長時間保持した後、三笘が左サイドを走り抜けてパスを出し、ウェルベックのアシストでボックス内反対側のカディオグルにラストパスが通った」と評した。
構成●THE DIEGEST編集部
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