【JBCスプリント】武豊「やりたいレースは出来た」チカッパは際どい2着

 1番人気のチカッパは惜しい2着に敗れた。勝負どころもロスのない内をさばいて伸びて来ると、ゴール前はタガノビューティーとの一騎打ちに。併せ馬のままクビの上げ下げとなり、わずかにハナ差遅れをとっての入線となった。

2着 チカッパ

武豊騎手

「雰囲気良かったです。状態もすごく良さそうでした。思い通りやりたいレースは出来ました。1200mよりキレは鈍るかなとは感じました。ベストは1200かなと、大きい競馬場の方がいいですね」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 11月4日、佐賀競馬場で行われた10R・JBCスプリント(Jpn1・3歳上・ダ1400m)は、石橋脩騎乗の4番人気、タガノビューティー(牡7・栗東・西園正都)が勝利した。ハナ差の2着に1番人気のチカッパ(牡3・栗東・中竹和也)、3着に7番人気のアラジンバローズ(せん7・兵庫・新子雅司)が入った。勝ちタイムは1:26.8(良)。

 2番人気で川須栄彦騎乗、シャマル(牡6・栗東・松下武士)は、7着敗退。

【動画】タガノビューティーが激戦を制する…JBCスプリント

石橋脩vs武豊


(右)JBCスプリント・タガノビューティーと石橋脩騎手 (C)Y.Shigeyama

 石橋脩騎乗のタガノビューティーがゴール前の大激戦を制して嬉しい交流G1初制覇を飾った。大外タガノビューティー、最内を強襲武豊チカッパが完全に並んだ。激しいデッドヒートは外のタガノビューティーがハナ差制した。また交流G1初騎乗となった古川奈穂、バスラットレオンは8着に敗れている。

タガノビューティー 38戦8勝

(牡7・栗東・西園正都)

父:ヘニーヒューズ

母:スペシャルディナー

母父:スペシャルウィーク

馬主:八木良司

生産者:新冠タガノファーム

【全着順】

1着 タガノビューティー 石橋脩

2着 チカッパ 武豊

3着 アラジンバローズ 下原理

4着 イグナイター 笹川翼

5着 パワーブローキング 吉原寛人

6着 マックス 御神本訓史

7着 シャマル 川須栄彦

8着 バスラットレオン 古川奈穂

9着 ホウオウスクラム 赤岡修次

10着 ヘリオス 坂井瑠星

11着 テイエムフェロー 飛田愛斗

12着 トゥールリー 山口勲