佐々木朗希、ロッテからの来季条件提示“拒否”の米報道に波紋「ドジャースだ!」「向こうの有識者層はアテにならん」

 メジャー挑戦への強い想いを持つ千葉ロッテの佐々木朗希。このほど、全米野球記者協会(BBWAA)に所属するフランシス・ロメロ記者が自身のX(旧ツイッター)で、同選手がロッテからの来季条件提示を拒否したとの文面を投稿した。

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  ロメロ記者は現地3日(日本時間4日)、情報筋からの話として、「佐々木朗希は千葉ロッテマリーンズからのオファーを拒否した。23歳のエースの状況は依然として不透明だ。MLB球団からポスティングされる可能性もあるが、マリーンズとの交渉を継続する可能性もある」と伝えた。

 同記者の投稿に、日米のファンから様々な反応が寄せられており、「もちろん、ドジャースだ!」「サンディエゴへようこそ」「ロサンゼルスとニューヨークのどちらかだろう」「レッドソックスだ!」などと現地ファンからの声もあれば、日本人ファンからは「あと2年日本にいてくれ」「ロッテ頑張れ」と残留を望む声や「向こうの有識者層のNPBに対する理解とか線引きが曖昧すぎてあんまりアテにならん」「自分は朗希の口から発するまで何も信じないことにしたからな」などと海外発信の報道に疑問を呈する声もみられた。

 佐々木に関してはメジャー公式サイト『MLB.com』でも「今オフで最も興味深い話題」としてメジャー挑戦の実現を取り上げているが、「本人はメジャーで投げる意欲を明確にしているが、千葉ロッテはこのスーパースターをポスティングするかどうか決めていない」と指摘。海外FA権を持たない佐々木が、25歳未満でポスティングを行使する場合は球団への譲渡金が少額になるため、移籍への大きな障壁となっている。

 同メディアは「もしポスティングされれば、才能とコストの両面で、今冬に最も切望される投手となるだろう」とも指摘するが、はたして今オフの交渉の行方は?

構成●THE DIGEST編集部

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