最新アイアン一気試打!今秋No1はバランスがいいあのシリーズ

恒例の“一気試打”は年イチの人気企画だが、今年は夏以降にイチ早く紹介したい“Newアイアン”が多数発売!

ということで、鹿又芳典と編集部が試打インプレッションする「アイアン一気試打“秋の陣”」をお届けします。

キャロウェイ APEX Ai200

SPEC
●ヘッド素材/ボディ:軟鉄鍛造、ウレタン・マイクロスフィア、タングステンウエイト、フェース:[#4-7]鍛造カーペンター455 スチール+ Ai スマートフェース、[#8-AW]17-4 ステンレススチール
●ロフト角/ 30 度(#7)●長さ/ 37 インチ(#7)●重さ/約426g(MODUS³ TOUR 105・#7)
●シャフト(フレックス)/ N.S.PRO MODUS³ TOUR 105(S)、N.S.PRO 950GH neo(S)
●価格/ 21 万1200 円(#5-PW・6 本セット)、3 万5200 円(#4、AW・1 本)

鹿又:ロフト30度の7Iで今秋のNo.1!

もともとAPEXシリーズはバランスがよかったですが、新作のAi200はそれを極めた印象です。打感がよくて形状もストレート、飛距離性能も高くてミスヒットに強い。そのうえでスピンも入るので全部門で総合力が高い。

ドライバーのヘッドスピード42m/秒前後、平均スコア80から90のゴルファーが1番ハマるアイアン。個人的には7番アイアンがロフト30度前後のモデルでは今秋のNo.1だと思いました。

編集M:アスリート好みとやさしさを兼備

APEXシリーズ全体のなかではアスリート寄りに位置するモデルで、打感のよさなどフィーリング面はしっかりプロ・上級者好み。そのテイストがありつつ、ミスヒットに強い寛容性の高さも兼備しているので、切れ味とやさしさのバランスが絶妙なアイアンです。

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キャロウェイ APEX Ai300

SPEC
●ヘッド素材/ボディ:軟鉄鍛造、ウレタン・マイクロスフィア、タングステンウエイト、フース:[#4-7]鍛造カーペンター455 スチール+ Ai スマートフェース、[#8]17-4 ステンレススチール+ Ai スマートフェース、[#9-AW]17-4 ステンレススチール(フェース)
●ロフト角/ 29 度(#7)●長さ/ 37.25 インチ(#7)●重さ/約422g(950GH neo・#7)
●シャフト(フレックス)/ RECOIL DART 6 for Callaway(ワンフレックス)、N.S.PRO 950GH neo(S)、N.S.PRO 750GH neo(S)
●価格/ 21万1200 円(#5-PW・6 本セット)、3 万5200 円(#4、AW・1 本)

鹿又:中級者が使える+5ヤードの飛び系

Ai200と比較するとグースネックでトップラインが厚いAi300。決して1番手以上飛ぶわけではありませんが、一般的なアイアンより5ヤード以上は飛距離が伸びるちょい飛び系で、Ai200より初速が出ていました。

Ai200同様に打感、形状、飛距離、寛容性のバランスがいい。オートマチックにストレートボールを打ちやすいので、平均スコア90台のゴルファーにオススメです。

ライターN:下側ヒットに強くて払い打ちでも飛ぶ

ダウンブローに打ち込まなくても、払い打ちで弾道に高さが出て、スピンも入ってくれるアイアン。Ai200よりもミスヒットに強くて、とくにフェースの下側で打っても飛距離がほとんど落ちませんでした。ツアーモデルみたいな雰囲気ですが見た目以上にやさしいです。