練習場に通いはじめるといろいろなクラブを打ちますが、どのクラブも同じスイングをするのが上達への近道です。
練習場のマットはアプローチでダフっても気づかない
ドライバーもアイアンもUTも手首の位置は同じ!
ラウンドで使う機会も多い!
クラブは一番長いドライバーが45インチ前後、一番短いウエッジが35インチ前後なので、その中間の40インチ前後のUT(4Uか5U)を打つとどの番手もうまく打てるようになります。その際は、アドレス時の体と手元との距離をつねに一定にすることを心がけてください。
長いウッドになると手元が体から離れやすい
体と手元の距離は「拳2個分」離すのが目安。
長いクラブになるほど手元が体から離れやすいので注意!
もうひとつ練習場で意識してほしいのはアプローチで、上から打ち込むようにしてください。練習場のマットはヘッドがすべってくれるので、下からのあおり打ちでもうまく打ててしまいますが、本番の芝ではすべてダフリになってしまいますよ。
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コースではアプローチも大事!コッキングを使ったタテ振りを覚えよう
30ヤードでもヘッドは腰より上に
30ヤードのアプローチでも手元をタテに動かす。手元が腰の高さにきたときにヘッドが手元より高く上がればOK
ヘッドが高く上がればダウンスイングで打ち込める。ダフリやザックリを防ぐにはこの打ち方のほうが〇
低いトップからの払い打ちはダフリやすい
30ヤードでもヘッドは腰より上にノーコック(手首をタテに曲げない)スイングは、トップが低くなるのでボールを上げようとして、無意識にアッパー軌道で打ってしまう
インパクト直後にヘッドが手元より前に出る形(ハンドレイト)になると、あおり打ちになってしまう
いかがでしたか? ぜひ参考にして、練習してみてくださいね!
レッスン=関 浩太郎
●せき・こうたろう/1974年生まれ、茨城県出身。研修生を経て米国にゴルフ留学。帰国後、「SEKI GOLF CLUB目黒」をオープン。レッスンコーチ、クラフトマンとして活躍。