『Writing Tools』は、日本語版が出たら便利に使えそう
いくつかの機能を使ってみよう。まず文章の要約。これは普通に役に立ちそうだ。
今回のApple Intelligence発表のニュースリリースを要約してもらうとご覧の通り。なるほど納得の内容ではある。
筆者などは、英語が不得手なので、長くて読むのが面倒な文章に関しては、要約してもらえるとたしかに助かる。
Proofreadは校正。Rewriteは書き直し。Friendly、Professionalはそれぞれよりフレンドリーもしくは、プロっぽく書き直す機能。Conciseは簡潔に。下段のSummaryは要約、Key Pointsは重要箇所の箇条書き、Listはリスト化、Tableは表組みにする機能。
いずれも、日常の仕事で役に立ちそうだ。
もちろん、既存の生成AIでも、ぜんぜんできることなのだが、OSとして容易に呼び出せるのは便利。虹色にギラリと光るエフェクトもちょっと素敵(笑)
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Siriがアプリを操作できるようになるのが便利
Siriもかなり賢くなっている模様。
筆者の英語力ではさほど、使いこなせないが、「Show me any emails I’ve received from ○○ last month.(今月○○さんから来たメールを見せて)」「Show me my schedule for today(今日の私のスケジュールを見せて)」という使い方はできる。
「Show me any emails I’ve received from ○○ last month.」で表示されたリザルト。これは便利に使えそう。
特定のメールや、スケジュールなどを探すのには向いていそう。
「Please add the sender of this email to my contacts app.(メールをくれた人を連絡先アプリに追加して)」といったようなアプリをまたいでの操作は、今のところできない模様。これができればかなり便利だと思うのだが。
これは今のところやってくれなかった。
長い間、ライバル不在状態だったからかも知れないが、iPhoneやMacの連絡先アプリや、カレンダーアプリは相当使いにくい。
筆者の連絡先アプリは、クラリスワークスで作ったデータを、クラリスオーガナイザーに取り込み、Palm Desktop から、iCal……そして、現行の連絡先アプリに移行して来た関係で、妙な重複データや、ゴミのようなデータを含めて、6700件ものデータがある。いちいち、チェックするのも面倒なので、Apple Intelligenceが整理整頓してくれるといいなぁ……と思っているのだが。