ゴミ清掃員としても勤務するお笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一が5日、公式Xを更新。廃棄の際の取り扱いに細心の注意が必要な「危険なゴミ」について説明し、注意を呼びかけている。

 
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■「清掃員の事故に繋がる」

滝沢は、「キャンプが以前、ブームになったり、地方のごみ収集によくあると聞いたのですが、熊よけスプレーが出されることがあるようです」とつづると、実際に廃棄されていたスプレーの画像を投稿。

「家庭のごみ収集では回収できないので、清掃事務所に電話して業者を紹介してもらってください。中身は唐辛子成分のカプサイシンなので、破裂したら清掃員の事故に繋がるので、ご配慮いただけると嬉しいです」と呼びかけている。

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■軽犯罪法に触れるおそれも

近年の熊の個体数の増加などにより、とくに2023年には人的被害の報告が急増したこともあり、護身用に熊よけスプレーを購入する人も。

スプレーの主成分は唐辛子の辛味成分であるカプサイシンなどで、刺激を与えて熊をひるませて撃退することを目的としている。

購入に法的な制限はないものの、熊を撃退するほどの威力があるため、誤って人に噴射すると非常に危険であることから、正当な理由なく所持していると軽犯罪法に触れるおそれも。多くの製品で使用期限が製造後4年程度ということもあり、処分に困る人もみられる。

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■「シャレになりません」被害にあった人も

廃棄の際の取り扱いについては自治体によっても違いがあるが、廃棄処理を代行してくれる購入店や、購入ではなくレンタルのサービスをしている団体もある。

また、スプレーを販売するメーカーでは、バケツを使った水中での処理の方法や、周囲に人のいない山中などでの処理方法について紹介しているところも。ただ、取り扱いがかなり難しいこともあり、廃棄物処理業者などへの連絡を推奨するメーカーもある。

滝沢の投稿にも、実際に誤って噴射されたスプレーを吸ってしまった人から「熊よけスプレーは本当に、シャレになりません。自分も酷い目に遭いました。目鼻喉にかなりきます」との声が寄せられている。

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■取り扱い注意の「危険なゴミ」

(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ