久しぶりのラウンドだと、ショット以上にミスを連発するのがアプローチ。また、ショットがバラついても寄せがうまくいけばスコアは大崩れしない。
ラウンド前日やスタート前の”急仕上げ”で何とかして!と、世界一シンプルなアプローチレッスンを教わった。
大きい筋肉を使うことでインパクトが均一になる
右足の蹴り=インパクトの力感
距離が短いからといって、上半身でスイングのタイミング(リズム)を調整すると腕や手首が動きすぎて、インパクトの位置やダイナミックロフトが変わってしまう原因になります。これらの”固定”をほどかずに、スイングのリズムや力感を調整するには「足」を使うのがベスト!大きい筋肉で動きも安定し、インパクトにブレがなくなります。
CRAZYはダウンスイングから「右足をどれぐらい蹴るか」でインパクトの力感を作っています。これはもちろん個人差があるので、事前に練習場で自分の「蹴り量」と「距離感(力感)」を確認しておきましょう!
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「イチ、ニ」のリズムで連続素振りをすれば力感が整ってくる
①左ヒザを曲げてバックスイング
②右足の蹴りで切り返し、フォローでは左ヒザを伸ばしきる
インパクトのリズムや力感を整えるには、連続素振りが有効です。「イチ、ニ」のリズムで左右の足を踏み替える素振りを繰り返すことで、足を主体にしたスイングの感覚がつかめると思います。
このとき、上半身や腕は足の動きに受動的についてくるのが正解。とくに、ダウンスイングのときに、ボールを腕で「打ちにいってしまう」アマチュアが多いですが、これはさまざまなエラーの原因になります。
セットアップから上半身とダイナミックロフトは固定。足の動きでスイングしていけば、10、20、30ヤードの攻略は楽勝です。
腕や手首の動きが多すぎたり(写真左)、上半身が突っ込んでしまったりする(写真右)と、インパクトの位置やダイナミックロフトが毎回バラつき、距離感が安定しない
いかがでしたか? このレッスンを参考に、リズムをとりながら素振りしてみましょう!
レッスン=FUNKY CRAZY Haru
●ファンキー・クレイジー・ハル/的確でわかりやすいレッスンに定評がある人気コーチ。YouTubeチャンネル「ファンキークレイジーゴルフ★HALチャン(ネル)」は登録者数6万人を超え、はば毎日配信中。
構成=石川大祐
写真=和田克己
協力=ジャパンゴルフスクール