東京ドーム (C)週刊実話Web

今年のワールドシリーズは大谷翔平、山本由伸が所属するロサンゼルス・ドジャースが4勝1敗でニューヨーク・ヤンキースを下した。

大谷はメジャー移籍7年目で初のシリーズ制覇。ポストシーズンマッチ進出も初めてで、今季は結婚、通訳の逮捕など色々なことがあり、感慨深い1年になったことだろう。

【関連】ドジャース世界一も大谷翔平はWS振るわず…ファンはまさかの手のひら返し「大谷も人間だった」「短期決戦激弱の鬼」 ほか

だが、勝利の余韻に浸っている暇はない。ドジャースフロントは、さらなる補強を目指しており、それと同時に水面下で進められていたのが、来季の日本開幕戦の準備だ。

来年3月18、19日に鈴木誠也、今永昇太のいるシカゴ・カブスとドジャースの開幕2連戦が東京ドームで開催される。

その件はすでに発表済みだが、もう1つの注目は、直前に行われるNPB球団とのエキシビションマッチ。阪神、巨人が選ばれたが、どちらがドジャース相手になるのかまでは決まっていない。

「阪神の藤川球児新監督はカブスに在籍した時期もあるので、巨人が“ドル箱”であるドジャース戦を引く可能性が高い」(球界関係者)

大谷が巨人と急接近するのは、これだけではない。

巨人の菅野智之がメジャーリーグに再挑戦する。今年15勝(3敗)で4度目の最多勝に輝くなど、実績では申し分ない。しかし、35歳という年齢がネックとなり、興味を持つ球団は限られるようだが…。

菅野もド軍移籍が有力

「ドジャースはウェルカムです。いま日本、韓国の選手に強い関心を示しているのはデトロイト・タイガースですが、今年のド軍は故障者続出で先発投手が不足し、その増員が最優先課題とされています。日本球界のエースが来るとなれば、その後のビジネスでも期待できます」(現地記者)

そうなれば、ドジャースブルーのユニホームを着た菅野が早々に凱旋帰国し、巨人ナインと再会、対戦することになる。MLB2年目のシーズンを迎える山本もいる。どちらとの対戦になっても、ファンが盛り上がるのは必至だ。

「順調にいけば、来季の大谷は投手復帰し、二刀流を再開させます。その復帰の舞台が日本になるのか、それとも本拠地ドジャースタジアムになるのかまだ分かりません。もし本拠地に決まっても、調整で巨人戦に投げてくるかもしれませんね」(同)

二刀流大谷VS阿部巨人となれば、チケットの完売は間違いない。大谷は東京ドームのマウンドに立つのだろうか。

「週刊実話」11月21日号より