海外遠征中の稲村愛輝が米フロリダ州のWWEパフォーマンスセンター入り。異例の“NXT武者修行”がスタートした。(画像右はショーン・マイケルズ @ShawnMichaels のXポストより)
帰国が前提の“海外武者修行”が、WWE(NXT)で行われるのは異例中の異例。NOAH(CyberFigt)とWWEの関係強化の一環として実現した。今夏N-1 VICTORYにはNXTからタビオン・ハイツ、ジョシュ・ブリッグスの2選手が参戦していたが、今度は稲村のNXTで研鑽を積むことになった。いわば“交換留学”的な意味合いあるとみられる。
9月のNOAH英国ツアーに参加した稲村だが、そのまま現地に残って海外修行の再開を宣言。ただ「いつまでもここに居座るつもりもない。俺は(9・1大阪大会で)ジョシュ・ブリッグスに負けて本当に世界の大きさ、強さっていうのを知りました。だから俺はもっと世界を肌で体感して、必ずNOAHで一番になります!」と話していた。
稲村のNXT武者修行開始にあたって、NXTを統括する“HBK”ショーン・マイケルズもX(旧ツイッター)に「NOAHのヨシキ・イナムラをNXTに迎えられて興奮している。このハードヒッティングな若者はNXT勢にとっても厄介な存在となるはず。NXTとNOAHのパートナーシップがさらに発展していくことが楽しみだ」と投稿した。
あわせてWWE・Tシャツを着込んだ稲村が早速パフォーマンスセンターで練習する模様も公開され、ブリッグスやハイツと再会を果たしたほか、コーチのマシュー・ブルーム(ジャイアント・バーナード)らとも握手。現在はジュリアらも活躍するNXTマットに“NOAHの稲村愛輝”がいつ登場するのか、要注目となる。