テキサス州サンアントニオでシーズンオフ恒例のGM会議が行なわれているなか、ロサンゼルス・ドジャースのブランドン・ゴメスGMが外野手ムーキー・ベッツの内野再転向を明言した。米放送局『ESPN』が報じた。
「話し合いを続けていく必要があるが、何よりムーキーは“内野に復帰したがっている”感じだ。賛否両論あるだろうが、ムーキーはこれまで見てきた選手のなかでも無私無欲のスーパースターということだ。それはチーム全体に浸透している」
ベッツは24年シーズンの開幕から遊撃手や二塁手としてプレー。6月16日の試合で左手甲に死球を受けて骨折し、8月12日に復帰してからは右翼手として出場していた。
ゴメスGMは、「ドジャースはつねにチームの改善を目指している。より良くするための選択肢を模索するなかで、柔軟な考え方は必要だ。差し迫った必要性があるとは思わないが、もしそれが最善の方法であるならば、受け入れるつもりだ」と、チーム力向上のための選択肢だと説明。ベッツは二塁手での起用が有力を見られている。
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続けて同メディアは、「ドジャースでは左翼手としてプレーしたテオスカー・ヘルナンデスは、本来は右翼手の選手だ。ヘルナンデスと再契約をするのか、もしくはフリーエージェントのスター選手、フアン・ソトを獲得するかもしれない」と伝えた。
また米メディア『Sporting News』は、「ドジャースは優秀な遊撃手を求めているため、ベッツは二塁手に回るだろう。空いた右翼手にはヘルナンデスかソトが務めるはずだ。遊撃手にはウィリー・アダメスのような選手でアップグレードする可能性が高い」と伝えている。
ベッツの内野再転向は、ドジャースの補強戦略と密接にかかわっているようだ。
構成●THE DIGEST編集部
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