「そういう『妖怪』って、男がいる飲み会にはやたらと出没する」
次に、「女に嫌われる女」を自称する、アイドルグループ「仮面女子」の元メンバーで、現在数々のMCバトルで活躍中のラッパー・胡桃そら(くるみ・そら)(27)に今回の件について聞いてみた。
胡桃は「あー、たしかにそういう女いるいる!」とアンミカに共感を示し、こう続けた。
「私はそういう『気が利くアピール』する女よりも、ギャラ飲みとかで、すました顔して何もしない『港区女子』気取りの女が嫌いです。この前も『女の子たちがおもしろくないから盛り上げに来てほしい』とラッパーのギャラ飲みに30分3万円で呼ばれて行ったら、ただお金もらえるから来ただけのラウンジ嬢やキャバ嬢に、見下すかのような目で見られました」
一方で、SNSで恋愛に関するコメントが女性から絶大な人気を得ている、コラムニストで脚本家の妹尾ユウカ(せのう・ゆうか)(27)は言う。
「気遣いを人から悟られた時点で、それは気遣いじゃないと思うんですよ。だから、私はアンミカさんの意見に共感しますね」
また、妹尾は思わず”イラっとする”女性の行動についてこう続けた。
「飲み会で氷しか入ってないグラスや、パセリやレモンしか乗ってないお皿を『これ下げちゃっていい?』っていちいち聞いてくる『確認女』。見たら誰でもいらないってわかるんだから、黙ってやってくれればいいのにって思います。そうやって、やたらと『気配りしている女感』を出されると、こっちが気を遣えない女みたいになるじゃないですか」
さらに、妹尾は「飲み会でよくいる女」についても。
「飲み会で男の帽子とかサングラスを自分に身に着けて『なにこれー! ブカブカー!』とか言ってる女を見ると『何だこの女』って思います」
妹尾はアンミカが“他人の靴をそろえる女性”を「妖怪靴そろえ女性」と表現したことに対して、こう話した。
「女だけでご飯食べてたら、率先してそういうことする人にあんまり遭遇しない。『サラダ取り分け妖怪』とかもそうですけど、そういう『妖怪』って男がいる飲み会にはやたらと出没するんですよ」
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班