シューズ、ウェアの選び方をプロに聞いてみたら…「全然ちゃう!」 チーム兵動“企画動画”が配信開始【大阪マラソン2025】

ランナーのいちばんの悩み「足の痛み」はシューズ選びでなくなります!

店内はたくさんのランニングシューズやウェアであふれていて、まさに”ランナーのためのお店”といった感じです。今回は、ミズノランニングステーションのF.O.R.M. ADVISER(フォームアドバイザー)である中嶋南紀さんと田中有朱さんにレクチャーしていただきます。

中嶋さんは、1カ月に仕事と合わせて200キロは走るというまさにランニングのプロ! そんな中嶋さんに、まずはシューズ選びの注意点を教えていただきました。

シューズ選びの注意点は主にこの3つです。

●初心者は特に“クッション性”と“安定性”のあるものを選ぶ。
●やる気が出るように自分の“やる気を引き出すデザイン”のものを選ぶ。
●靴の“正しい履き方”を知る。

さてチーム兵動は、どんなシューズを選ぶのでしょうか――。

まずは大智さんのフィッティングから。大智さんの足のサイズはなんと29.0センチ。「29センチの靴、置いてます?」と聞くと、中嶋さんが「取りそろえております」と即答します。兵動さんも思わず「ランニングに特化したお店やなあ」と感心していました。

大智さんが選ぶポイントは「今回、フルマラソン初挑戦で完走を目標としている」ということです。そんな大智さんに中嶋さんは「ウェーブライダー28」というシューズを勧めました。

このシューズは、いちばんスタンダードで定番の型となっていて、その長い歴史で改良を重ねて現在28代目のミズノを代表するシューズだそうです。荻野さんも同じく、このウェーブライダーをお勧めされていました。

続いて兵動さんには、「体が大きいため足への負担を減らす」ところがポイントということで、ウェーブライダーよりもクッション性が高い「ウェーブスカイ8」 を勧めました。体重が重めの人や、年齢が高めで足への負担が気になる人にお勧めだそうです。ソールの雲のようなデザインがおしゃれで、絶対に足を守ってくれそうな安心感があります。


出典: FANY マガジン

私もフルマラソンに向けて夏ごろから練習をしているのですが、定期的にヒザを痛めてしまっていました。「ストレッチもやっているし、オーバーワークもしていないし、なんでやねん」と思っていたのですが、ふと自分の足元を見ると、ランニング用ではない、”とりあえず安くて軽くて、いつ履き潰してもいい”と思って買った靴で走っていたことに気づきました。

そこからクッション性の高いランニングシューズに変えると、いままでのヒザの痛みがウソのようにピタリとなくなり、タイムも距離も伸ばすことができました。

なので、シューズ選びはとても重要です。同じようなお悩みを持たれている人がいらっしゃれば、ぜひ一度、相談に行ってみてはいかがでしょうか? 私も近々、大阪マラソン本番用のシューズを相談しながらフィッティングして選びたいと思います。

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ふつうに履くのはNG!? 正しいシューズの履き方とは

続いては、中嶋さんに”正しい靴の履き方”をレクチャーしていただきます。前の日に脱いだままの、靴ヒモが結ばれたままの靴をそのまま履いている方、いらっしゃいませんか? なんと、この履き方はNGらしいです。ランニングのプロが教える靴の正しい履き方は以下の流れです。

①まず靴ヒモは解いて緩める(できればランニング終わりから解いておく)。
②次に靴を履いたあと、靴ヒモの下の”シュータン”を伸ばして、足の甲に合わせる。
③かかとを地面にトントントンと当て、”ヒールカウンター”をかかとに合わせる。
④靴ヒモの穴の下から1段目、2段目をキツめに締め、甲の部分は締めつけすぎない程度にしっかりと締める。
⑤最後に、靴ヒモを横にひっぱり、靴ヒモの穴の最上段をしっかりと締める。

以上の流れで、中嶋さんに正しく靴を履かせてもらった兵動さんは「全然ちゃう!!!」と叫び、とても驚いていました。この正しい履き方で履くと、フルマラソンを走るうえで大きな悩みのひとつ、”足の痛み”が全然違うとのことです。

僕は、できるのであれば大阪マラソン当日、中嶋さんに靴を履かせていただきたいです(笑)。


出典: FANY マガジン