『KING OF GATE 2024』後楽園ホール(2024年11月7日)
Aブロック公式戦 ○フラミータvsドラゴン・キッド×
キッドの雪辱を許さなかったツインゲート王者のフラミータがKING OF GATE白星一番乗りを果たした。
かつてブレイブゲート戦線でしのぎを削ったフラミータとキッドがKING OF GATEの公式戦初戦で対決。両者は11・3大阪大会でツインゲート王座を懸けて対戦(キッド&土井成樹vsKzy&フラミータ)し、熱闘の末にフラミータがキッドをフェニックススプラッシュで下してタイトル奪取に成功したばかり。キッドにとっては早くも迎えた雪辱のチャンスだった。
スピーディな先制争いから、キッドが619、コーナーからのケブラーダで先制に成功。フラミータもヒップトス→側転→トラースキック→その場飛びムーンサルトプレスと流れるようにたたみかけて挽回したものの、冷静なキッドはクリストに絡め取った。コーナーに上がったフラミータを頭突きで足止めすると、ロープから飛びついての雪崩式フランケンへ。
フラミータはこれを不時着して切り抜けてどよめきを巻き起こしたものの、キッドは止まらずにメサイア(旋回式DDT)で突き刺す。さらに、ウルトラウラカンラナを狙ったものの、決めさせないフラミータは、ホイップ式トラースキックをズバリ。強烈な一撃からファイヤーバードスプラッシュを投下した。
キッドはなんとかキックアウト。急角度のウラカンラナから丸め込み合戦に持ち込むと、フラミータが担ぎ上げた瞬間、バイブルで叩きつける。それでも肩を上げたフラミータは先の読み合いからフラムフライ(その場飛びスパニッシュフライ)へ。急角度の一撃でキッドを沈めた。
ツインゲート戦での雪辱を狙うキッドを返り討ちにして、フラミータが今年のKING OF GATE白星一番乗り。好発進を遂げた。一方、キッドは大ダメージを負って立ち上がれず、セコンドのKagetoraに背負われてリングをあとにした。
【フラミータの話】「俺がチャンピオンだ。キッド、マタネ。ネクスト、ワカラナイ。ツインゲートチャンピオン、イチバン」
