別れ際の印象で、その恋愛全ての印象が決まると言っても過言ではありません。
一度は好きになって幸せを誓った間柄。できればきれいに終わって良い思い出にしたいものですね。
しかしそうとばかりいかないのが恋愛のややこしいところ……。
今回は、実際に聞いた「最悪の別れ際エピソード」についてお話ししていきましょう!
正直ドン引きした別れ際エピソード4つ
それではまず、実際に私が見聞きした「ドン引きした別れ際エピソード」を4つ厳選してお伝えします。
結婚式1ヶ月前にいきなり婚約破棄
もうすでに結婚式の日取りまで決めていたのに、相手の男性がゴネて婚約破棄になったという世にも恐ろしいお話です。
それまでは人柄も良く穏やかな男性という印象で、なんの問題もなく交際1年が経過し、相手からプロポーズされたそう。
幸せの絶頂で結婚式に向けても着々と準備し、いよいよ来月に迫った時、いきなり連絡が取れなくなりました。
何を送っても返信がなく、1週間後に来たLINEには「やっぱり結婚をやめたい」の文字……。
どうやらだんだん結婚が現実になった時に、怖くなって逃げ出してしまったそう。結婚式1ヶ月前のキャンセルが、経済的にも精神的にもどれほど負担か、周りからは想像を絶するものがあるでしょう……。
別れを切り出したら外で喚きちらす
人は別れ際こそ本性が分かるという説も、あながち嘘ではないかもしれません。
今までは冷静で落ち着いた彼で、喧嘩という喧嘩もなく過ごしてきたそう。しかしどうしても将来の展望が見えず別れ話を切り出した時、穏やかだった彼が豹変。
「それって僕が全部悪いってこと!?」「これだけ僕は〇〇してきたのに騙したってこと!?」と極端な言い分と共にヒステリックに喚き散らし、話もできない状態になったんだとか……。
逆に今までの彼は一生懸命作り込んでいただけで、これが本性だったんだと思うと、結婚前に知れてよかったのかもしれません。
浮気相手と遭遇! 文字どうりの修羅場に
まさかの浮気現場に遭遇して修羅場になって終わるという、ドラマさながらの別れ際エピソードも。
花火大会に誘ったものの、「仕事だから」と断られてしまい、その返答は特に違和感はなかったそう。
しかし当日友達と花火大会に行くと、なんとそこには彼らしらしき人と見知らぬ浴衣姿の女性が……。
びっくりしすぎて声が出なかったものの、次第に怒りが込み上げてきて、2人が座っている席に突撃! 「最低!」と頭からビールをかけ、そのまま縁を切ったそうです。
こんなに人が多いからバレないとても思っていたのでしょうか。その詰めの甘さにもドン引きです……。
いきなりブロックして音信不通
リアルな話、本当に最悪な別れ際は「何も言わずにいきなり音信不通」なのですよね……。
恋愛カウンセラーとして、音信不通のお悩みは多く聞いてきましたが、された方は決まって、「最後に会ったときは普通だった」と言うのです。
そんな人だとは思わなかった分、不誠実な対応に心底ドン引き……。
しかしブロックされたり未読無視を続けられていたとしても、「何かの間違いだろう」という気がしてどこか希望を捨てられないのも現実。
「なぜ?」と言う疑問でいっぱいになり、長期にわたって引きずってしまう原因となります。
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現実にはなかなか難しい!? 理想の別れ際とは
まず第一に、「理想の別れ際」はあくまでも理想であり、現実はこうもきれいにいくことばかりではありません……。
それを踏まえた上で、どんな別れ際なら後腐れなく終わることができるのか考えてみましょう。
さらっと受け入れる
自分が「もう無理だ」と思ったら、相手も自分の気持ちを尊重してさらっと別れてくれてくれたら楽ですよね。
もう気持ちはないのにゴネられたりストーカー化されたりするケースは少なくありませんからね……。
別れを決意したらそこにエネルギーを使わず、さっと次に進みたいものです。
悪かったところを伝え合う
別れに至るということは、お互いに何かしらの原因があったわけです。
別れる前にお互いの至らなかった点を伝え合って、次に活かすきっかけがつくれたら理想でしょう。
現実をいうと、「別れる相手にわざわざ伝える義理なんてない」という人が大半かもしれませんね。
お互い感謝の気持ちで別れる
最終的に別れることになったとはいえ、一度は愛し合った2人。楽しい思い出も幸せな思い出も、感謝できることもあるはずです。
別れるときは相手のネガティブな部分にばかりフォーカスしてしまいますが、できれば最後はお互いに感謝して終わりたいもの。
良き思い出の1つとして昇華できれば、ポジティブな気持ちで次に進めそうですよね。