年をとってもアイアンをうまく打つコツ!「右足の内側で…」とシニアプロが解説

Point2:フィニッシュで体重を右に残す

ダウンスイング以降も右足内側の部位で体重を感じながらスイングすると、体が突っ込まず、ミート率がよくなる。右肩の高さをキープしたまま、フィニッシュで体重が右に少し残るように振ってみよう

通常のフィニッシュ

シニアは下半身が動かず、トップで捻転不足になりがち。すると手を使ってボールを叩きに行くので、体が突っ込んでしまう左足1本で立てるフィニッシュが理想だが、突っ込みグセのある人は、右に体重を少し残したほうが悪い動きを修正できる

払い打つイメージ

クラブの入射角をゆるやかにして、ボールを払い打つ。このインパクトのイメージが大事

いかがでしたか? 体の右側1カ所に集中して、練習をしてみてください。

レッスン=宮瀬博文
●みやせ・ひろふみ/1971年生まれ、千葉県出身。171㎝、74㎏。2007年に中日クラウンズを制するなどレギュラーツアー7勝。21年にシニア入りし、同年のパーキープ率1位を記録。24年シーズンは、すまい―だカップ12位。アイ・エー・エス・エス所属。

構成=小山俊正 
写真=高橋淳司
協力=取手国際ゴルフ倶楽部