投稿サイト「note」が主催する日本最大級の投稿コンテスト「note #創作大賞2024」で、ライセンス・藤原一裕のエッセイ『妻が怒りの赤鬼化』が、5万2750本の応募作品の中から「オールカテゴリ部門 読者賞」を受賞しました! 11月7日(木)には、吉本東京本社で今回の受賞についての取材会が行われ、藤原が喜びを語りました。
出典: FANY マガジン
思いがけない受賞に思わずツッコミ
7歳と1歳半の2人の娘の父である藤原がnoteで書いているのは、家族とのほのぼのエピソード。家族を見つめる温かな目線で、テンポよく綴られたエッセイです。作品は毎月5日、15日、25日にそれぞれ1本ずつアップしていて、昨年9月からスタートした投稿は、いまや43本。フォロワー数は3,500人以上に達して、同じく子どもを持つ世代から多くの支持を集めています。
すでに“人気作家”の雰囲気を醸し出している藤原は、今回の受賞についてこう語ります。
「エッセイ部門とオールカテゴリ部門の2部門にエントリーしていたのですが、中間発表ではエッセイ部門で47作品に残っていた。なので今回、オールカテゴリ部門で受賞したと聞き、ノーマークのほうだったため、正直、第一声は『そっちかい!』でした(笑)」
出典: FANY マガジン
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授賞式には妻が代理出席
noteを始めた経緯については、「instagramに家族のエピソードをアップしたことがあるんですが、それを見た大阪の番組のスタッフさんが『あれnoteでやったらどうですか?』と言ってくれたんです。今回の受賞はそのスタッフさんのひと言がなかったらなかったので、この前、ご飯をおごりました(笑)」と笑いを交えて振り返ります。
描かれているのは家族の何気ないやり取り。気になるのは家族の反応ですが、「子どもはこれを書いていることは知らないんです。でも、『パパ、メダルもらったよ』と報告したら『私だって幼稚園のとき金メダル取ったもん』とマウントを取られました(笑)」とエピソードを披露。
もう1人の主人公とも言える奥さんは、受賞を伝えると「ほらね、私は獲るってずっと言ってたでしょ!」と喜んでいたそうで、藤原が仕事の都合で行けなかった授賞式に代理出席をしたのだとか。