インド料理の主食といえば日本では「ナン」が有名ですが、皆さんは「ポロッタ(パロタ)」なる食べ物をご存じでしょうか?
南インドではポロッタというパンがかなり広く親しまれているそうなんです。
調べてみると、渦巻き状の丸い形で見た目は大きなデニッシュのよう……。
いったいどんな味わいなの?カレーとの相性は? めちゃくちゃ気になったので、実際にお店で注文してみることに! 気になるポロッタの全貌を詳しくご紹介したいと思いますっ。
【いざ、ポロッタと対面!】
私がおとずれたのは、南阿佐ヶ谷にある南インドレストラン「プラバート(PRABHAT)」。
今回はランチメニューの中から、
・2種のカレー
・タンドリーチキン
・ミニライス
・ナン or ポロッタ
・ドリンク
が付いてくるBセット(税込み1200円)を注文しました。ナンかポロッタのチョイスは、もちろんポロッタ一択です!
しばらく待つとBセットが到着しました。ここでポロッタと念願のご対面~~~っ!!!
生地がぐるぐると渦を巻いていて、なんてユニークなフォルムなんでしょう。ところどころ焦げている部分があって、それがまた食欲をそそられます。
それではいただきますっ。
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【ふわさく食感の秘密は…?】
渦巻きの端から引っぱってちぎり、まずはそのままぱくり。
……ふわふわ?もちもち?さっくり? 場所によって食感が違うのが面白い~~~! 菓子パンのデニッシュほど過度な甘さはなく、噛んでいるとほんのりと甘さが感じられて、素朴なおいしさを楽しめます。
お次はやっぱりカレーと合わせてみたい!
私が選んだカレーは「チキン」と「野菜」でしたが、どちらも相性バッチリ♪ ポロッタのやさしい味わいがカレーのスパイシーさを受け止め、絶妙なコンビネーションになっています。
実はこのポロッタに使っている材料はナンと似ているといいます。「それなのに、なぜこんなにナンと違いが出るのかしら…?」と思っていたら、なんと特別に厨房を見せていただけることに!
こちらのお店では、ナンはかまどで焼いているのに対し……。
ポロッタは鉄板で焼いているそう。
ポロッタにナンにはないさっくり感が感じられるのは、ナンは発酵させてポロッタは発酵させないというのもありますが、鉄板で焼いているというのも大きいのかもしれません。