歩(仲里依紗)が付き人の佐々木佑馬(一ノ瀬ワタル)と一緒に東京へ帰る日、ハギャレンのメンバーが結(橋本環奈)の見舞いに来る。 歩と会ったメンバーは、さすが大女優だと歩を持ち上げ、以前歩は「自分は偽物...
【朝ドラのツボ!】
第6週「うち、ギャル、やめるけん」#30
(C)NHK
歩(仲里依紗)が付き人の佐々木佑馬(一ノ瀬ワタル)と一緒に東京へ帰る日、ハギャレンのメンバーが結(橋本環奈)の見舞いに来る。
歩と会ったメンバーは、さすが大女優だと歩を持ち上げ、以前歩は「自分は偽物のギャル」だと言ったが、やっぱり「チョー本物でカリスマ」だと語る。
それを聞いた歩は、考えた末、みんなをカラオケボックスへ連れていく。
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【本日のツボ】
(C)NHK
「あらららら、あんまりうもうなかね」(ひみこ)
※※以下、ネタバレあります※※
上のあらすじ、公式のものですが、時々、ん? と思うことがあります。まあ、ネタバレは避けなくてはいけないという大原則があって、書けることも限られているのでしょうが…。
それにしても、今回の最後の一文<それを聞いた歩は、考えた末、みんなをカラオケボックスへ連れていく。>というのは間違いではないか、と思うのです。
厳密にいうと、ひみこ(池端慎之介)のスナック「ひみこ」であり、カラオケボックスとは言わないのでは、と…などという、いちゃもんはこの辺にして。
歩がカラオケビデオ女優だった件です。ハギャレンのギャルちゃん達、アユさんを崇めているはずなのに、「聞きましたよ~。よっ、大女優!」とはどういうことでしょう。完全にチャカしているとしか思えないのですが…。「よっ、大女優」の「よっ」にはリスペクトがまったく感じられません。
「皆に私の本当の仕事を教えます」。米田ファミリー&ハギャレンをスナック「ひみこ」に連れて行き、浜崎あゆみの『Boys&Girls』のイントロをバックにマイクを持ちます。
「もしかして歌手?」とギャルちゃんたちがざわめくなか、歌い出した歩はとんでもなく音痴。「あらららら、あんまりうもうなかね」とひみこ。ここ、笑うところなのでしょうか。いっそ画面に「笑」とでも入れてくれれば、と願います。
「みんなよく見て。画面よく見て」と歩に促され、全員が画面に注目。そこに映っている金髪の女性が歩だったというわけです。
「東京に行ってギャル雑誌の読者モデルになったけど、すぐに現場呼ばれなくなったの。その後、小さい事務所入ってこういう仕事ばっかしてた」と歩。「大女優でもなければ、カリスマでもない。なんならギャルでもないから。ただのニセモノだから」と言ってマイクを置きます。
そのマイクを手に取り、「♪輝き出した僕らを~」と歩の背中に向かって歌い出す結。「お姉ちゃん、知っとう。この曲ギャルにとって救いの歌なんよ。みんながこの曲を歌って元気になっとう。それってチョーかっこいいやん。お姉ちゃんはニセモノなんかやない」と。そして、ギャルちゃんたちと歩、米田ファミリーもタンバリンで盛り上げます。
なんだかとてもいい話ふうなのですが、ギャルたちを元気にしているのは、この曲を作って歌っているアユ(浜崎あゆみ)であり、画面に映っていても誰にも気づかれもしなかった歩ではない、という気がするのですが…。