映像作家・映像ディレクターが語るBMCC6Kの魅力とDaVinci Resolveでのルック作り Vol.06 [Blackmagic Cinema Camera 6K Scene]

撮っていてテンションが上がるカメラ

Shuma氏:

撮ってる時のテンションって大事じゃないですか。(いい画が)撮れてるって思いながら撮った方がいいものできるという。

山本氏:

それもみんな言うんですよ。このカメラで撮ってるとこうやってモニターを見ながら撮ってて、「ああ、めっちゃいいの出たわ」みたいな。こう撮っててなんか微妙だなって思いながら出した作品と自分でめちゃめちゃ手応えを感じて、撮ってる時感動したみたいな作品を世の中に出した時で多分後者の作品の方が世の中に受け入れられると思うんですよ。

Shuma氏:

そういうのありますね。ディレクターって立場でいうと、やっぱりいいカメラとかレンズ渡してる方が明らかにテンション上がってるんで。

山本氏:

そういう感動を感じやすいんですよね、このでっかいモニター。

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長年のブラックマジックユーザーだからこそ分かる違い

Shuma氏:

そうですね。僕、BMPCC4Kが出た時にすごく感動したんですけど、それに近い感動がBMCC6Kにはあります。フルフレームになってからブラックマジックのカメラを初めて使った人、もちろん綺麗だと思うと思うんですが、これまでずっとブラックマジックのカメラを使ってきた人が使うと、本当に別物のカメラだなって思うと思うんですよ。

山本氏:

BMPCC6K Proってめちゃくちゃ良かったじゃないですか。NDもあるし、6Kセンサーで超綺麗だしBRAWも使えるし、もう言うことない。私は販売してる立場なので、各カメラの画質評価をテストで撮ったりするのでなんとなくは分かってるつもりなんですよ。そんな僕ですら、初めてこのフルフレームサイズを回したときに、なんだこれは!って思ったんですよ。正直フルサイズになったぐらいで、ちょっと明るく撮れるかなって思ってたんですけど。そういう感じでは全然ない。明らかに綺麗なんですよね。

Shuma氏:

そうなんですよ。ずっと(ブラックマジックのカメラ)使ってる人ほど感動があると思います、このカメラ。

山本氏:

何度もこの対談を観ている方は、また言ってるって思うかもしれないですけど、マジで忖度で言ってるわけではないんですよ!本当に違うんで、うちのショールーム近い方は両モデル展示してあるので、試して撮ってみてください。