転売ヤー殺到の「ハローキティ展」に潜入…開催初日は180分待ち、1週間後も大盛況の中、サンリオが見せた見事な運営方法の変更

グッズ売り場だけでスタッフは10名以上!
万全の状態で挑む運営

グッズ売り場は20〜30名ごとに案内され、10分ごとの完全入れ替え制となっている。

つまり、来場者が商品を選択できる時間は10分間しかないのだ。そのため事前に購入したいグッズの目安をつけておいたほうがいいだろう。

人気の高いぬいぐるみやマスコットキーホルダーなどのグッズは、一人当たりの個数制限が設けられていて転売ヤー対策がなされているようである。(グッズ売り場は撮影禁止)

この日、運営側は8台程度のレジ体制を整え、10分ごとの入れ替え制に挑んでいた。

マスコットキーホルダーなどの一部商品には中身がランダムのものもあり、目当ての商品が出るとは限らないため、同じ商品をいくつも購入している人や、合計1万円以上の購入となる人も少なくないようだった。

グッズ売り場だけでも10名以上のスタッフが配置されていて、開催初日のような混乱を起こさぬよう、万端の体制を整えているようだ。

―――「ハローキティ展」東京会場の開催は来年2月24日まで。今後は沖縄、京都でも開催予定とのことだが、今回の東京初日のような悲鳴がネットで聞こえないことを祈るばかりだ。

取材・文・写真/逢ヶ瀬十吾(A4studio)