11月9日、東京競馬場で行われたG3・武蔵野ステークス（ダ1600m）は川田将雅騎乗の1番人気、エンペラーワケアが好位から抜け出して快勝。単勝1.7倍断然の支持に応えて受賞2勝目をマークした。
武蔵野S、勝利ジョッキーコメント
1着 エンペラーワケア
川田将雅騎手
「タイトになりましたので、ちょっと接触する形にはなりましたけど、馬の力で勝ちきることが出来ました。1600mをこなすためにここを使っていますので、返し馬の段階から、もっと遡ればパドックの段階から、跨がった瞬間から 1600を意識してずっと組み立てています。今日はどうしてもパドックの時点でテンションが高くなりすぎていたのでその辺をケアしながらでした。返し馬が終わって落ち着いてくれたのですが、返し馬で走っている最中もゆったりと気持ちよく、力まないようにという時間をゲート裏まで過ごし続けました。抜け出し方は何よりスペースがない中、馬の能力で、最後ギリギリ開いたところを出てきてくれたというところですので、やはり能力の高さを感じます。なかなか状態がいい時に戻りきらないのですが、これでも 1番いい時とはもう1つ足りないので、そういう状態に改めて持っていければなというところです」
レース結果、詳細は下記のとおり。
11月9日、東京競馬場で行われた11R・武蔵野ステークス（G3・3歳上オープン・ダ1600m）は、川田将雅騎乗の1番人気、エンペラーワケア（牡4・栗東・杉山晴紀）が快勝した。1馬身差の2着に5番人気のカズペトシーン（牡4・栗東・池添学）、3着に4番人気のペリエール（牡4・美浦・黒岩陽一）が入った。勝ちタイムは1:36.0（良）。
2番人気でR.ムーア騎乗、タマモロック（牡4・美浦・伊藤圭三）は8着、3番人気で横山和生騎乗、ペイシャエス（牡5・美浦・小西一男）は4着敗退。
【根岸S】川田「今日勝てたことを褒めてあげたい」エンペラーワケアが重賞初制覇
単勝1.7倍の支持
武蔵野S・エンペラーワケアと川田将雅騎手
川田将雅騎乗の1番人気、エンペラーワケアが好位から抜け出して重賞2勝目をマークした。レースでは好位で立ち回り馬群を進出。直線でも馬群の中でスペースを探しながら、一瞬追い出しを待つようなところも見受けられたが、スペースが開いてからは力強く抜け出し、危なげなく押し切った。
エンペラーワケア 10戦7勝
（牡4・栗東・杉山晴紀）
父：ロードカナロア
母：カラズマッチポイント
母父：Curlin
馬主：草間庸文
生産者：下河辺牧場
【全着順】
1着 エンペラーワケア 川田将雅
2着 カズペトシーン 西村淳也
3着 ペリエール 石川裕紀人
4着 ペイシャエス 横山和生
5着 サンライズホーク M.デムーロ
6着 エルゲルージ 藤岡佑介
7着 ショウナンライシン 柴田善臣
8着 タマモロック R.ムーア
9着 ビヨンドザファザー 北村友一
10着 キタノヴィジョン 戸崎圭太
11着 サヴァ 岩田康誠
12着 ゼットリアン 大野拓弥
13着 メイショウテンスイ 吉田豊
14着 イーグルノワール 菅原明良
15着 ドルチェモア 三浦皇成
