『Fighting Spirit Unleashed 2024』アメリカ・Lowell Memorial Auditorium(2024年11月8日)
STRONG無差別級タッグ選手権試合 ○ザック・ギブソン&ジェームス・ドレイクvsマイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト×
ニコルス&ヘイストのTMDKコンビがSTRONG無差別級タッグ王座から陥落。“Grizzled Young Veterans”ギブソン&ドレイクが新王者となった。
タッグ2冠王に君臨していたTMDKコンビだが、11・4大阪大会でグレート-O-カーン&HENAREに敗れ、IWGPタッグ王座から陥落。この日、ボストンの地でギブソン&ドレイクとのSTRONGタッグ防衛戦に臨んだ。
ヘイストがギブソンの場外バックブリーカーとドレイクのプランチャの破天荒な合体技で劣勢となり、ギブソン&ドレイクの息もつかせぬ連続攻撃を浴びてしまう。それでもドレイクに打点の高いドロップキックを見舞って打開。ニコルスが両腕ラリアットを連発してギブソンとドレイクをまとめてなぎ倒し、ドレイクにDDT、スライディングラリアットの波状攻撃を浴びせて巻き返した。
さらにTMDKがネックブリーカー&バックドロップの合体技をさく裂。ヘイストがファルコンアロー、リバースパワースラムで追い討ちをかけたが、ランニングニーはドレイクがキャッチしてドラゴンスクリューで逆襲。ドレイクとの合体スタナー、ギブソンがバッククラッカーを立て続けに決めた。
ダブルインパクトはニコルスが飛び込んで阻止。パワーボムとチョークスラムの合体技、タンクバスターとTMDK連係で立て直したが、スーパータンクバスターは決められず。ドレイクがタオルで首を絞めてヘイストの動きを止めると、Grit Your Teeth(ギブソンのラリアットとドレイクの水面蹴りの同時発射)で勝負を決めた。
“Grizzled Young Veterans”がSTRONGタッグ王座を奪取。陥落の憂き目にあったTMDKコンビは無冠でタッグリーグ開幕を迎えることになった。ヘイストが「俺たちは世界一のタッグチームだった。それが振り出しに戻ったんだ、クソ!」と悔しさを爆発させれば、ニコルスは「高い山頂から真っ逆さまだ。いいか、俺たちにもう失うものはない。つまりWORLD TAG LEAGUEで俺たちは非常に危険な存在になるってことだ! 全てを失った俺たちが、全てを奪い取ってやる!」とタッグリーグ戦での名誉挽回を見据えた。