『ワンダー 君は太陽』アナザーストーリーの主演に抜擢されたのは?注目の若手キャストに迫る特別映像公開 映画『ホワイトバード はじまりのワンダー』

『ワンダー 君は太陽』から生まれた、もうひとつの物語、映画『ホワイトバード はじまりのワンダー』。この度、マーク・フォースター監督やキャスト陣のインタビュー映像に加え、約4か月に及んだ撮影のメイキング映像を交えた、本作の特別映像が公開された。

全世界で1500万部を突破するベストセラー小説シリーズ「ワンダー」を映画化し、興行収入320億円超えのヒットを記録した『ワンダー 君は太陽』。その後、同作者R・J・パラシオが、「ワンダー」のアナザーストーリー「ホワイトバード」を書き上げた。

前作『ワンダー 君は太陽』でいじめっこだった少年ジュリアン(ブライス・ガイザー)と、ジュリアンのおばあちゃん・サラ(ヘレン・ミレン)が主人公の本作は、あれから6年、学校を退学となった自覚のない孫の行く先を心配したサラが希望に満ちた未来へ導くために、自ら封印していた“衝撃の過去”を告白するという、衝撃と感動のヒューマンドラマ。

ヒット作『ワンダー 君は太陽』から続くプロジェクトということもあり、本作のキャスティングは慎重に行われたという。ヘレン・ミレン演じるサラの少女時代を演じたアリエラ・グレイザーと、同じクラスでいじめられていたジュリアンを演じたオーランド・シュワートは、ともに映画出演経験はあるものの、主演クラスの役を務めるのは初めて。キャスティングの背景について「観客にも登場人物を愛してほしいんだ。そのためには説得力のある役者が必要だ」と語る監督の目に留まり、オーディションを見事に勝ち抜いた。

アリエラは「長い選考期間だった」と振り返って、デモを撮ったり監督に会ったりしたことを明かし、結果を受けてから「数日間は現実味もなかった」と語っている。またオーランドは7歳の時に前作の原作小説「ワンダー」を読み、作者のR・J・パラシオのファンになったそうで「最高の機会に恵まれて幸せだ、ジュリアンが大好きだからね」と原作ファンとしての喜びをあらわにした。

およそ4か月間にわたって週に6日、6時間の撮影を続けた2人は実生活でも仲良くなったようで、アリエラは「撮影が終わって離れるのが寂しいくらいね」と名残惜しい様子を見せる。オーランドもアリエラを「最高だよ」と絶賛し、「共演者が彼女でよかった」と撮影期間で信頼関係を築き上げたことを明かした。そんな2人を、Netflixオリジナルシリーズ「ザ・クラウン」でゴールデングローブ賞を受賞し、ジュリアンの母ヴィヴィアンを演じたジリアン・アンダーソンは「とても明るい子たちよ。才能ある若い俳優だわ。撮影現場ではとても仲よくしてた」と語る。

この度公開されたマーク・フォースター監督やキャストのコメント映像にメイキングを交えた特別映像には、監督とディスカッションしながら、真摯に撮影に向き合う2人の様子が随所に散りばめられている。監督が描きたかった、観る者の心を奪う「美しく神秘的な恋物語」を体現した2人の今後の活躍にも注目したい。

映画『ホワイトバード はじまりのワンダー』は、2024年12月6日(金)より全国ロードショー。

作品情報

映画『ホワイトバード はじまりのワンダー』

いじめによって学校を退学処分になったジュリアンは、自分の居場所を見失っていた。そんな中、ジュリアンの祖母のサラがパリから訪ねて来る。あの経験で学んだことは、「人に意地悪もやさしくもしないただ普通に接することだ」と孫の口から聞いたサラは、「あなたのために話すべきね」と自らの少女時代を明かす。時は1942年、ナチス占領下のフランスで、ユダヤ人であるサラと彼女の両親に危険が近づいていた。サラの学校にナチスが押し寄せ、ユダヤ人生徒を連行するが、サラは同じクラスのジュリアンに助けられ、彼の家の納屋に匿われることになる。クラスでいじめられていたジュリアンに何の関心も払わず、名前すら知らなかったサラを、ジュリアンと彼の両親は命がけで守ってくれる。日に日に2人の絆が深まる中、終戦が近いというニュースが流れるのだが。

監督:マーク・フォースター

出演:アリエラ・グレイザー、オーランド・シュワート、ブライス・ガイザー、ジリアン・アンダーソン、ヘレン・ミレン

配給:キノフィルムズ

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2024年12月6日(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー

公式サイト whitebird-movie