十五夜や中秋の名月など、秋は夜空の美しさを堪能できる季節です。そこで、アートを通じて宇宙や星を楽しんでもらおうと、夜空の魅力をモチーフにしたアート作品を集めたグループアート展「November Star Creation」が、11月7日(木)から17日(日)まで大阪・LAUGH & PEACE ART GALLERY OSAKAで開催されています。このイベントには、アキナ・秋山賢太、酒井藍ら吉本アート芸人や、SNSなどで話題のアーティストが作品を出展。9日(土)には、ミサイルマン・岩部彰、ピン芸人の清川雄司、“宇宙大好き芸人”おりいかえでらが参加したトークショーも開かれました。
出典: FANY マガジン
月をモチーフにした作品11点
トークショーでは、作品の描き手が画材や制作の手法などを解説します。まずは、おりいのクイズでスタート! 映像を使って「地球はどのくらいのスピードで回っているでしょう?」「アポロ計画では何機の宇宙船が月に降り立ったでしょう?」など宇宙に関する3択クイズを出題すると、岩部や清川も参加して、さっそく大盛り上がりです。
宇宙の天体と星空の風景をメインに作品づくりをしているアーティスト・Riseruさんは、スマホアプリで描いたデジタルアートをそのままキャンパスにプリントしているとのこと。
「ただ風景を描くだけではなく、目に見えない光も描いている作品や、思い出の心象風景を作品にしているものもあります」と説明すると、岩部は「写真みたいですね」と驚きの表情でした。
出典: FANY マガジン
その岩部は、月をモチーフにした作品を中心に11点。「かじってみたらシリーズ」は、本で星を見ていて「甘そうに見えた」というのが発想のもとで、「水星をかじると酸味、地球は果汁がたっぷりなど、思いをタイトルに込めています」と話します。
そして、「いま見ている月が織田信長や豊臣秀吉が見ていたものと同じものと思うと、ゾクゾクしませんか? 当時、どんなものを映し出していたのかと考えながら作品を描きました」と語りかけました。
出典: FANY マガジン
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色違いの作品は「白あゆ」「黒あゆ」的なやつ
アーティスト・野村愛希子さんは、「ふだんから星や光彩を、希望や生命力などポジティブなイメージで抽象的に描いている」といいます。「気分によって使う色合いも変わってきます。今回は、いつもよりロックな部分を入れました」と説明すると、岩部も興味津々の様子でした。
出典: FANY マガジン
清川は大小さまざまなサイズの切り絵を出展。下書きなしでハサミだけで作っていると話すと、参加者も驚きの表情です。特にお気に入りの作品を聞かれた清川は、「即席焼きそば」をモチーフにした作品を挙げました。
出典: FANY マガジン
SNSで話題のアーティスト「宇宙飛行士の日常」さんは、作品について「日常空間に宇宙飛行士がいることで、日常空間そのものが非日常になるということを表現しています」と説明。岩部も「宇宙服でいることがアート作品になっている。撮る場所によってはめちゃくちゃハネる。伸び代しかありません!」と大絶賛です。さらに作品づくりのきっかけについて驚きのエピソードが明かされるなど、盛り上がりました。
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この日は不参加だったアキナ・秋山賢太からもメッセージが届けられ、岩部が代読しました。
「この作品はiPadで描いたデジタルイラストをキャンパスにプリントしています。今回、色違いの作品を出したのは、浜崎あゆみど真ん中世代なので『白あゆ』『黒あゆ』的なやつです」
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