11月9日に今オフのポスティングによるメジャー挑戦が決まった佐々木朗希に対し、MLB各球団は早くも獲得へ動き始めている。米スポーツメディア『ClutchPoints』は現地11日、とりわけサンディエゴ・パドレスの熱心な獲得意欲が明らかになったと報じている。
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同メディアは、米全国紙『USA TODAY』の報道として、「パドレスのAJ・プレラーGMは佐々木の獲得に強い意欲を示しているという。パドレスには、すでにダルビッシュ有が在籍しており、ダルビッシュが佐々木のアドバイザーとして、パドレス入団を勧める可能性が高い」と伝えている。
さらに同紙は今後の展開として、「ダルビッシュは、自身の経験を踏まえ、佐々木にパドレスの魅力をアピールすると見られる。そして、10月のポストシーズンでドジャースを最も苦しめたチームだったことを強調し、パドレスの球団史上初めてワールドシリーズで優勝したチームの一員として、歴史に名を刻むチャンスがあると伝えるだろう」と見解を示している。
しかし、佐々木の獲得を狙うのはパドレスだけではない。すでに有力候補として浮上しているロサンゼルス・ドジャースのほか、ニューヨーク・ヤンキース、ニューヨーク・メッツなど、多くの球団が関心を示している。
はたして佐々木は、どのチームを選ぶのか。メジャーリーグ挑戦を決めた佐々木の動向は、今後も注目を集めることだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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