まさかの候補漏れ…ロバーツ監督が最優秀監督賞で選外! ド軍地元メディアは不満「成功してもリスペクトを得ていない」

 チームを世界一に導いた指揮官がまさかの選外だ。

 現地11月11日、全米野球記者協会(BBWAA)が選出する各賞の最終候補3人が発表され、ナ・リーグ最優秀監督賞には、ニューヨーク・メッツのカルロス・メンドーサ監督、ミルウォーキー・ブルワーズのパット・マーフィー監督、サンディエゴ・パドレスのマイク・シルト監督が選出。ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督がファイナリストから漏れた。

【画像】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け! これを受け、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は、「またもロバーツ監督がナ・リーグ最優秀監督賞を逃す」と速報を掲載。記事内では、「今年間違いなく最高の仕事をした。投手陣に怪我人が続出する中、チームをメジャー最高の成績に導き、ワールドシリーズ制覇(WS)も成し遂げた」と主張している。

 続く文面では、「レギュラーシーズンの賞だからポストシーズンの結果が影響しない」と前置きしながらも、「ロバーツ監督率いるドジャースがWS優勝に至るまで最終候補の2チーム(パドレスとメッツ)を破ったのは、面白い事実」と記述。2016年からドジャースの指揮官を務めているロバーツ監督だが、過去に同賞を獲得したのは、そのデビューシーズンだけだ。

 記事の終盤では、「彼が自分自身の証明に賞を必要としているわけではないが、LAで成功を収め続けてきたにもかかわらず、リスペクトを得ていない」と指摘。ただその上で、チーム内での信頼が厚いロバーツ監督には、「2度目のWS制覇を成し遂げており、監督として順調に殿堂入りへの道を歩んでいる」と称賛を送っている。

 なお、メッツのメンドーサ監督、ブルワーズのマーフィー監督、パドレスのシルト監督が候補として残ったナ・リーグ最優秀監督賞は、現地19日に発表される予定だ。

構成●THE DIGEST編集部
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