ロウが現地時間11日、ミシガン州グランドラピッズで行われ、ダコタ・カイが3ヵ月ぶりに復帰し、イヨ・スカイ&カイリ・セインとのダメージCTRLトリオで“ピュア・フュージョン・コレクティブ”ソーニャ・デビル&シェイナ・ベイズラー&ゾーイ・スタークに快勝。イヨはメイン後、ビアンカ・ベレアと握手し、11・30『サバイバーシリーズ』におけるウォーゲームズ戦での共闘が浮上した。
イヨは先週、バトルロイヤルを制して女子世界王座への挑戦権を獲得。そしてこの日、ダコタが復帰を果たした。ダコタは3ヵ月前、ピュア・フュージョン・コレクティブ(PFC)の襲撃によってヒザを負傷し、欠場に追い込まれていたが、この日、戦列に戻り、「復帰はうれしいけど、PFCにはキレてる。3ヵ月欠場よ。でもダメージCTRLがいる限り、誰も私たちを止められない。ダメージCTRLの恐ろしさを思い出させてやるわ」と宣言した。
この日、イヨ&カイリ&ダコタがソーニャ&シェイナ&ゾーイのPFCと激突。イヨがソーニャ&ゾーイの合体ネックブリーカードロップで先制を許したが、アッパー掌底で反撃。カイリもカカト落としを振り下ろすと、イヨとのダブル低空ドロップキックを見舞った。
その後もカイリがソーニャに串刺しスライディングD、エプロンから場外へのダイビングエルボーと攻め立てたが、シェイナのラリアットを食らって止められてしまう。それでもダコタがシェイナにドロップキックを放ち、ロープに乗せてのストンプ攻撃、串刺し低空フロントキックで攻め込んだ。
シェイナの逆片エビ固めに捕まったダコタだったが、イヨがカットに飛び込んだ。カイリがダイビングエルボーを放つと、ゾーイのスワンダイブ式ミサイルキックで蹴散らされたが、ダコタがトラースキックで撃退。イヨはシェイナのキリフダクラッチに捕まったものの、ダコタがフロントハイキックで救出。すかさずイヨがムーンサルトプレスを発射して3カウントを奪った。
この日のメインは王者ビアンカ・ベレア&ジェイド・カーギルにリヴ・モーガン&ラケル・ロドリゲスが挑戦するWWE女子タッグ王座戦。ナイア・ジャックス&ティファニー・ストラットンの乱入に苦しめられたビアンカ&ジェイドだったが、ナオミの加勢を受けて防衛に成功した。
試合後、ナイアが両腕ラリアットでビアンカ&ジェイドを暴行すると、イヨが駆けつけ、ナイアにハイキック、スワンダイブ式ミサイルキックを放った。ティファニーにはアッパー掌底、その場飛びフットスタンプをお見舞い。ビアンカ&ジェイドがダブルラリアットでラケルを撃退すると、残るナイアにナオミがフロントハイキック、イヨが顔面蹴り、ビアンカ&ジェイドがダブルブレーンバスターを立て続けに決めて蹴散らした。
イヨはかつてWWE女子王座を争ったライバルでもあるビアンカと握手。4人で手を挙げ、ウォーゲームズ戦での共闘が浮上した。
今回のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。