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【笑う花には福来たる】
「お亡くなり現象」が増える季節に…
今回は後悔しない最期のお別れのお話し/無断転載禁止 (C)コクハク
寒くなり、アノ不思議現象がボチボチ起こり始めております。それは、年末から年明けにかけて頻発する「お亡くなり現象」。多くの火葬場がお休みになることもあり、亡くなったのは年末でも故人がお骨になったのは、年が明け、1月の半ばだった…なんてお話は、あるあるでございます。
猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋でも、ご葬儀関連の仕事は承っており、アフターコロナの今、内容も規模も様変わりしたな、と実感しております。
今回は「家族を『直葬』で送った後に訪れる後悔とは?」の解説です。
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「直葬」とは?
お花一杯の直葬も最近は選ばれております/無断転載禁止 (C)コクハク
「直葬」「仮葬式」とは、従来のお通夜や葬式などを行わず、納棺後にそのまま火葬場に送られ火葬を行うスタイルのこと。総称して「直葬」ともいいます。
以前は経済的あるいは核家族化などの理由で選ばれていた直葬ですが、アフターコロナの今、宗教色が薄く、近親者のみが火葬場で故人とのお別れを選択される方がとても多くなりました。
ある統計では、直葬を選択するケースが全体の20%を超え、「家族葬」も含めると60%超え…といったデータもあるぐらいです。この現象は都会であるほど顕著に現れております。
お亡くなりになる場所は、病院や施設といった自宅ではないケースが多いのですが、故人は亡くなった場所から直接火葬場に送られることはありません。亡くなってからお骨になるまでの流れは、臨終→病院や施設の安置所→葬儀者や搬送専門の方が搬送→納棺→火葬場へ搬送後、火葬となります。
一般的な葬儀の場合、通夜や告別式を行いますが、コロナ禍以前でも核家族化や高齢化により参列者も減り、通夜を省略した「一日葬」や家族や近い親戚のみで取り行われる「家族葬」が増えておりました。
そしてアフターコロナは参列者の負担を軽くした葬儀すら選ばれず、たとえお見送りする人が多くても、火葬場の火葬炉の前で執り行われる直葬が普通に選ばれる時代になりました。