Live配信オンラインスイッチングサービス「WRIDGE LIVE」最新アップデートをキヤノンブースで展示[Inter BEE 2024展示レポート]

TOMODYは11月12日、Live配信オンラインスイッチングサービス「WRIDGE LIVE」の大型アップデートを発表。Inter BEE 2024のキヤノンブース(ホール5、ブースNo.5308)で展示中だ。

改めてWRIDGE LIVEとは?から紹介をすると、WRIDGE LIVEはライブ配信をクラウド経由でスイッチングが可能なサービスだ。映像の切り替えやテロップ出し、音の切り替えをすべてクラウド経由で実現が可能だ。

クラウド経由でサービスを実現できるので、切り替えの作業自体は、国内、国外どこからでも作業が可能。たとえばInter BEEの現地取材をスマートフォンで記録して、映像の切り替えは本社で行うといったことを得意とするサービスだ。

また、Instagram LiveやYouTubeのライブの際に、テロップを入れるといったことも可能。ピクチャー・イン・ピクチャー(PinP)などの一般的に困難な画作りにも対応する。

そんなWRIDGE LIVEの最新アップデート「PTZカメラを遠隔操作」がキヤノンブースで体験できる。


TOMODYは昨年のInter BEEでも、PTZカメラの遠隔操作ができることを紹介していたが、今回のInter BEE会期前日にオプションとして提供することを発表。キヤノンブースでは、PTZリモートコントロールアプリケーション「RCA」を使ったクラウド経由で遠隔操作できるコーナーがあり、実際の操作の体験が可能だ。どこにカメラがあっても遠隔からカメラの操作できるこをとアピールしていた。


カメラがNDIに対応していれば、基本的に上下左右もしくはズームできる。さらにキヤノンのXCプロトコルに対応したオプションサービスを活用し、キヤノンのXCプロトコルのPTZカメラを使えば、他にもさまざまな映像の設定できるようになる。例えば露出を遠隔から操作できるので、現地の人にあれこれ言わなくても、遠隔から設定が可能。同じくホワイトバランスも遠隔から設定が可能だ。

ブースでは詳細の展示はなかったが、今回のアップデートではスマートフォン向け縦型配信やクローズド配信対応の専用ビューワ「WRIDGE PLAYER」のリリースやAndroid版WRIDGE CAMなどもある。

WRIDGE CAMは、今までiOS版だけだったが、Android版の登場は大きなニュース。ユーザーが多いAndroidスマートフォンで配信が可能になるのは活用の幅が広がりそうだ。