F1レッドブルの来季シート候補について、現ドライバーのセルジオ・ペレスを筆頭にRBのリアム・ローソンやフランコ・コラピント(ウィリアムズ)ら様々な名前が挙げられている中、F1界の大物が日本人ドライバーにチャンスを与えるべきだったと語った。
【動画】サンパウロGP、角田裕毅が自己最高の予選3番手! スイスメディア『Blick』が現地11月10日に配信したインタビュー記事によると、フォーミュラワン・グループ元CEOでF1界の“支配者”とも呼ばれたバーニー・エクレストンは、角田裕毅(RB)を一時的にでもペレスと交代させ、実力を測らなかったことがレッドブルのドライバー選考を難しくした、と考えているという。
また英モータースポーツ専門サイト『GPblog』は「もしエクレストンがレッドブルの指揮官だったら、2レース前のオースティン(アメリカGP)で角田をRB20に乗せていた」と重鎮の考えを伝え、エクレストンの「そうすれば、日本人ドライバーが本当にフェルスタッペンと一緒に戦う準備ができているかどうかがわかるだろう」とのコメントを紹介した。
角田は今季最終戦アブダビGP後にヤス・マリーナ・サーキットでレッドブルの現行マシン「RB20」での走行が予定されているものの、これがF1参戦4年目で初の昇格テスト。ジュニアチームで出番を待ち続けた「No.22」が絶対王者マックス・フェルスタッペンの横でどのような走りを見せられるのか、それをもっと早く確認すべきだと考えていたのはファンだけではなかったようだ。
構成●THE DIGEST編集部
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