ニューヨーク・ヤンキースからフリーエージェント(FA)となり、去就が大きな注目を集めるフアン・ソト。FA市場でも争奪戦が熾烈を極めるものと予想されている中、ヤンキースはソトとの再契約を実現させるべく、アーロン・ブーン監督も交渉に加わると報じられている。
ヤンキースの地元メディア『New York Post』は現地時間11月11日に配信となった、ソトの“慰留”を目論むヤンキース首脳陣の動きを伝えるトピックの中で、ブーン監督のコメントを紹介している。
1シーズンをともに戦い、ア・リーグ制覇を成し遂げワールドシリーズ進出を果たしたチームの原動力となったソトに対してブーン監督は、「今後もヤンキースのユニホームを着てもらいたい」と伝えたという。さらに、「ただ、彼を狙っているチームも多くなるだろうし、最終的にどうなるかはわからない。ただ、ベストを尽くして彼が戻ってくることを願っている」と、胸の内を明かしている。
また、『New York Post』もトピックの中で、「ブーン監督はレギュラーシーズンとポストシーズンを合わせた176試合でソトを見てきた。彼はソトという選手と人柄を熟知しており、その親しみが交渉の際に役立つことを期待している」と指摘。同じチームで過ごした経験が引き留めへの強みになり得ると信じる、指揮官の心情を読み解いている。
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また、『New York Post』もトピックの中で、「ブーン監督はレギュラーシーズンとポストシーズンを合わせた176試合でソトを見てきた。彼はソトという選手と人柄を熟知しており、その親しみが交渉の際に役立つことを期待している」と指摘。同じチームで過ごした経験が引き留めへの強みになり得ると信じる、指揮官の心情を読み解いている。
さらに、ブーン監督からは「彼がどれほど価値のある存在で、私たちがどれほど彼を重要視しているかをしっかりと伝えたいと思っている」との言葉も紹介されている。
加えて同メディアは、ブーン監督とともに、球団オーナーのハル・スタインブレナー氏もソトとの交渉の場に出向くと説明。その上で、「この球団オーナーの出席は、フリーエージェント市場で記録的な契約額に達する可能性がある26歳の強打者ソトとの交渉の重要性を示している」と論じながら、「他にもメッツのオーナーであるスティーブ・コーエンや、他の球団オーナーも今週ソトと代理人のスコット・ボラスに会う予定で、ニューヨークの富豪たちの間で争奪戦が展開されそうだ」として、今後の展開を予想している。
世界一奪還へ向けての再始動にあたり、主砲の1人であるソトの存在は不可欠。ブーン監督などヤンキース首脳陣は、まもなく幕を開けようとしているライバル球団との争奪戦に打ち勝つことができるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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