MLBの公式メディア『MLB INSIDER』のマイク・ロドリゲス記者は、現地11月12日に自身の公式Xを更新。元阪神タイガースで今季は韓国野球リーグ(KBO)のKTウィズでプレーしていたメル・ロハス・ジュニアの日本復帰の可能性について報じた。
2020年にもKTウィズに在籍し、KBOで本塁打に輝いたロハス・ジュニアは、21年に阪神へ加入。打撃の中軸として活躍を期待されたが、1年目は60試合に出場して41安打8本塁打、2年目も89試合で41安打9本塁打と結果は振るわず。翌年はメキシコでプレーし、24年に韓国へ復帰を果たした。
再び輝きを取り戻した今季は、144試合で32本塁打112打点、打率は.329をマーク。序盤に最下位に沈んでいたチームのポストシーズン進出に貢献している。
【画像】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで一挙紹介! 貴重なショートカット時代も そんな主砲の去就に関して、ロドリゲス記者が「情報筋によると、日本の2球団とMLBのナショナル・リーグの球団が、ドミニカ出身のメル・ロハス・ジュニア外野手の獲得を狙っている」と投稿。球団名こそ明かされていないものの、NPB復帰の可能性も囁かれているという。
これには韓国メディア『STAR NEWS』も反応。「“KT超緊急”最下位→プレーオフに導いた助っ人をNPBが“また”狙う…MLBのチームも参戦」と題した記事内で、今季の活躍を次のように綴っている。
「今季のKTは、主力選手の負傷で4月中旬に10位に転落し、6月を終える頃にも9位に留まり、下位から抜け出せなかった。 しかし、ロハス・ジュニアが絶えずチームに活気を吹き込んだ。 序盤には10本塁打25打点を叩き出し、7月には打率.413(80打数33安打)で打線をけん引した」
さらに4年ぶりにプレーするKTで、圧巻のパフォーマンス披露したロハス・ジュニアを「KTの魔法のようなシーズンを作った主役の1人として挙げられる」と絶賛している。
韓国で復活を遂げた34歳は来季、日本でリベンジを果たすのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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