野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」のグループBオープニングラウンドは11月13日に名古屋、台湾で開幕した。大会連覇を狙う侍ジャパンがオーストラリアに9対3で快勝スタートを決めた裏で、注目の台湾ラウンドはホームの熱狂的な声援を受けた台湾が韓国を6対3で下し、大きな弾みをつけた。
超満員に膨れ上がった球場が割れんばかりの大熱狂だった。0対0で迎えた2回、台湾は2本のヒットと四球で2死満塁のビッグチャンスを作ると、チェン・チェンウェイが初球を一閃。地元ファンが待ち構える右翼スタンドに突き刺さるグランドスラムに台北ドームは狂喜乱舞となり、打ったチェン・チェンウェイは右拳を突き上げて雄叫びを上げながらダイヤモンドを一周した。
興奮がまだ冷めないなか、続くリン・リーは右二塁打。押せ押せムードのなか、3番のチェン・ジェシェンが高めのシュートを弾き返すと、高く上がった打球は右翼スタンドのフェンスギリギリに入り、台湾が追加点。2本のアーチで一挙6得点を挙げ、韓国の先発コ・ヨンピョをKOした。
韓国は4回に1死二塁からキム・ドヨンが右二塁打でまず反撃の1点を挙げ、2死三塁の場面でパク・トンウォンの中適時打で点差を4点に縮めた。
なんとか追いつきたい韓国は7回に代打ナ・スンヨプの一発が飛び出し、3点差とじわじわ点差を詰めるが、台湾は必死の継投策で韓国の追い上げを抑え、そのまま逃げ切り勝ち。ホームの大声援を背に躍動した台湾が大事な初戦をモノにした瞬間、台北ドームは熱狂に包まれた。
構成●THE DIGEST編集部
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