観戦が楽しみで待ちきれない!レビ(LEVI)のスラローム開幕戦
次戦はフィンランドのレビで行われるスラロームの開幕戦。11月16日(土)に女子、17日(日)に男子のレースが予定されている。
※レビ(LEVI)のSL開幕戦について詳しく知るにはコチラ
女子は、ワールドカップの最多優勝記録を97勝まで伸ばしているミカエラ・シフリン(アメリカ)が今期中に100勝を達成するかどうか、が気になるところ。
男子は、昨シーズン、スラロームで4勝して初の種目別タイトルを獲得したマニュエル・フェラー(オーストリア)と、種目別2位と、惜しくもタイトル獲得を逃したリヌス・ストラッサー(ドイツ)の2人が、やや優勢な印象はあるが、誰が勝ってもおかしくない混戦模様だ。それに加えて、引退した2018/19シーズンに種目別タイトルを獲得しているヒルシャーと、一昨年に種目別タイトルを獲得したブラーテンの出場も濃厚で、観る側としては楽しみで仕方ない。
▼マニュエル・フェラー自身のInstagram投稿、ゼルデン開幕戦での滑り
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そして、日本チームは女子スラロームに前田知沙樹(株式会社村瀬組)と、渡辺愛蓮(東海大学)が出場予定。男子スラロームは、加藤聖五、小山陽平(ベネフィット・ワン スキークラブ)と、陽平の弟でワールドカップ初出場となる小山敬之(いずみ産業株式会社SC)、そして、ゼルデンの初出場に続きワールドカップ2戦目となる片山龍馬(東海大学)が出場する予定だ。
小山陽平は、2021年12月にマドンナ・ディ・カンピリオのワールドカップで8位に入っている。目立った結果の出せなかった過去2シーズンの悪い流れを断ち切るためにも、開幕から結果を出してほしい。レビのコースは、スタート直後に苦手の緩斜面が続くが、そこでどれだけトップとの僅差につけることができるか、が勝負の分かれ目となるだろう。
そして、今回災難に遭った加藤聖五は、スラロームでも昨年のウェンゲンで51番スタートから1本目で23位につけている。2本目に失敗したものの、スラロームでの実力も相当なものだ。ゼルデンで受けた屈辱を力にした最高の滑りに期待したい。
Information
◆日本ではスポーツ専門チャンネルのJ SPORTSで、男子はSL、GS全戦に加えDH、SGの注目大会を、女子はSLをダイジェストで放送/配信予定だ。フィンランドのレビで行われる男子スラローム開幕戦は、11月17日(日)日本時間17:45分からライブで放送される。
この開幕レースが行われる1週間前に公開した「開幕直前情報」の記事は、反響も大きく、多くの方にSNSのシェアやブログ等での共有もして頂き、ありがとうございました。
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